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billabong

ぼちぼち思うことを書いていきたいと思います。 *^ー^*

ザ・ビジター:扉をたたく人 

今日は最近みた心あたたまると同時に考えさせ
られる映画「ザ・ビジター」(邦題:扉をたたく人)
のことを

外国に出入国するときVisitor/Residentというのが
あるので、それからきたのかも。
邦題は物語から太鼓と友情をかけて、
(心の)扉をたたく人になったのかも。


米国でこの映画の公開は、たった4劇場から
はじまり、口コミが広がり、270劇場で上映
されるようになった。興行収入は6週目には
トップ10に入り、12週にわたってトップ20
を維持し、6ヵ月のロングラン上映となった
という。


トム・マッカーシー脚本・監督、
リチャード・ジェンキンス主演

マッカーシー監督は、90年代に俳優として
キャリアをスタートしたらしい。

「父親達の星条旗」
「グッドナイト&グッドラック」
「シリアナ」にも出ていたんだって。
ドラマでも「アリー」にでていたらしい。

長編監督作は数々の賞を得た
「ステーション・エイジェント」に続き、
これが2本目。


リチャード・ジェンキンスはこの作品で
2009年アカデミー賞主演男優賞ノミネート
されている。NYタイムズのプロファイル
によると、いろんな映画に出演しているが
14シーズンを劇場ですごし、最近の4年は
芸術監督をしている。


ジェンキンスおじさん、そういえば・・・と
思っていたら映画スタンドアップの主人公の
女性のお父さん役だったような。

決して派手ではない米国のコネチカットの
日常からはじまり、
舞台はニューヨークの日常にうつる。


ジェンキンスが演じるウォルターは60代。
コネチカットの大学で経済学の教授をしている。
外見は硬くて保守的でまじめで、ちょっと
とっつきにくそうな白人アメリカ人で、経済的に
は安定した生活をおくるが、妻を亡くして無気力
な生活をおくっている。


この映画が終わるまで、ウォルターの表情の
変化をみるのは楽しい。メガネまでかわって
しまう。ウォルターの言葉におきかえると、
それまでの生活はpretend(ふりをしていた)。
日本人でもこういう人多いんじゃないかなぁ。


出張先のNYでシリアから来たトルク(外見は
中東系)とセネガルから来たゼイナブ(外見は
アフリカ系)とひょんなことから知り合う。

おそらくウォルターにとっては、2人は
はじめての外国系の友達だろう。

ウォルターと2人の友情があまりにも早く
めばえるのが少し現実ばなれかもしれないが
シリアやセネガルがどこにあるかもわからない
アメリカ人が多い中、あっという間に
ジャンベというアフリカの太鼓を通じて
友達になれるというのが移民の国、
アメリカらしい。


トルクもゼイナブも、後半で出てくる
トルクのお母さんも、教育を受けた丁寧な
英語で話すし、礼儀正しいのは、彼らの育ち
が作るものだろう。


トルクの道理がわからない突然の逮捕(外見
だけで判断された?)で、ウォルターは
生まれてはじめて国家の不条理な壁にぶつかる。
トルクのお母さんがやってきた頃のゆとりが
あって移民にも寛容なアメリカとはずいぶん
ちがう。


同じ移民の国、オーストラリアでは
(9・11後かわったかもしれないけど)
97年までは、不法移民でも5年間(だったと思う)
政府のお世話にならず、まじめに生計をたてて
いたら(=税金を消費税などでおさめている)
恩赦という形で市民権が与えられたそうです。

日本では最近、フィリピンからの
不法移民の両親が、日本で生まれ日本語しか
話せない中学生カルデロン・ノリコさんを
残し、国外退去させられた。
せめて、彼女が高校卒業するまでという
温情的な措置がとられてもよかったの
ではないかと思う。

9・11以降、テロ関連で12000人以上の
人が逮捕され勾留された。 彼らについて
の情報は家族、メディア、一般には知らされ
ていない。

監督がインタビューで、
「ほとんどのNYの人が9・11以降、街の
どこかで警察に連れて行かれる人を見たこと
があるだろう。そして、ほとんどの人は
勾留所がどこにあるか、どんなところか
知らない。
この映画は政治的なものではなくて、人の
問題なんだ。」


今や、ひとりの人間と人間の関係では
国境などないのに、
国という権力のまえでは、
自由で表むきには人権配慮の国である
アメリカ国内でも、テロ撲滅という
お題目の前では、どうしようもすべがない
こともあるのかと考えさせられた。
寛大なアメリカはどこへ行ったのだろう? 


この映画、9・11後に作られた
スピルバーグ監督、トムハンクス主演の
「ターミナル」とちょっと似ている。
派手じゃないけどお薦め映画です★★★

大阪は梅田ガーデンシネマで8月7日まで上映中
http://www.kadokawa-gardencinema.jp/umeda/


★扉をたたく人 公式HP(日本語)
http://www.tobira-movie.jp/


★theVisitor 公式HP(英語)
http://www.thevisitorfilm.com/main.html


この映画PARTICIPANTが提供している。

上の公式HPからリンクされている
Take Partには今できる5つのことが
書かれている。
http://www.takepart.com/thevisitor/


1.勾留者が経験を語るビデオをみる。

2.手紙を出す、翻訳をする、訪問する、
  活動資金集めをするなどして勾留者を
  サポートする。

3.移民の経験を実際に想像してみる。

4.弁護士の人は勾留者の代理を務める
  専門家と会う。

5.法的な研修セミナーに参加する。


★「問題を調べることで他の人とつながろう」
では具体的なガイドラインが読める。
http://www.takepart.com/videos/the-visitor-connect-with-others-by-exploring-the-issues/8321


========
映画感想
★グラントリノ:モン族移民とがんこ爺さんの話
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1834356


★グッドナイトグッドラック
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1426470


★シリアナ
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1375963


★スタンドアップ
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1320776


★ターミナル
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=804427


投票権の重さ

一年間の国家予算:約80兆円(一般会計)X4年間

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コメント

-- =320万円

有権者数:約1億人



一人、320万円(車が買えます!)の投資です。



選挙にいきましょう!

また、最高裁判所裁判官に×を!



#79D/WHSg URL [1970/01/01 09:00] edit

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とてもいい映画ですね。

まだ映画「ザ・ビジター」(邦題:扉をたたく人)を見ていませんが、とてもいい映画だというのが、あずーるさんの日記から、しっかりと伝わってきます。
>ウォルターの言葉におきかえると、
それまでの生活はpretend(ふりをしていた)。
うん、これわかります。自分の人生を歩いていないな、というか。
ふりをしているというか。
そんな部分、自分にもあるような気がします。
でも、そうじゃない生活を送りたいと思って、そうやっているのも事実です。その葛藤がみんなあるんじゃないかしら。
いい映画はやはり梅田まで行かないといけないみたいですね。
父も池田から、たまに梅田まで出て行きます。歩きもよぼよぼなのによく一人で(外出できない母と二人暮らしだから一人で行かざるを得ない)映画を見に、梅田まで行きます。動物や戦争の映画をよく見るみたいです。
非戦 #79D/WHSg URL [2009/08/01 08:13] edit

RE:ふりをする

非戦さん、
いい映画なので、機会があれば見てください。
DVDもあるし。
>自分の人生を歩いていないな、というか。
ふりをしているというか。
そんな部分、自分にもあるような気がします。
ちょっと以外でした。
非戦さんの場合、文章から若い頃から自分らしく
じょうずにおりあいをつけながら人生をおくって
おられるように思います。
>そうじゃない生活を送りたいと思って、そうやっている
この葛藤は、多かれ少なかれ誰でもありますよね。
特にこの雇用状況のひどいここ10年以上では・・・
せめて失業しても、すむところがあり、最低限の暮らしが
でき、2,3年は働かなくてもスキルアップのために勉強
できるようなセイフティーネットがあれば、心の葛藤は
かなり軽減されると思います。
欧州のように、大学の授業料も無料化してほしい!
イギリスの制度とにているオーストラリアでは失業率が高くなると大学に入る人が多くなるんですよ。全く無料ではないけど、かなり安いはずです。それでも授業料払えない人は、卒業して、ある一定の収入以上を得るまで返還しなくていいんです。
そうそ、池田から梅田までは、お年寄りでもそんなに遠くはないですよ。特急なら20分すこしだし。前にすんでた近所の80代のハイカラなおばあさんも、週に何回か、杖をつきながらお医者さんやお茶会にいかれているようでした。
梅田は人はおおいけど、時々なら刺激があっていいと思います。
今、駅周辺は大型施設のビルの工事ラッシュで大きなクレーンが
沢山うごいています。
阪急百貨店も新しいビル完成まじかで、もうすぐリニューアル。
大丸もリニューアルするし、三越もできるようです。
ただ、やっぱり心配なのは皆、生活不安や失業で可処分所得額がさがっているから、ビジネスとしてはなかなか苦しいでしょうね。
あずーる #79D/WHSg URL [2009/08/01 09:57] edit

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扉をたたく人

コネチカットに住む大学教授のウォルターは、妻と死別して以来、無気力に日々を過ごしています。講義はマンネリ、論文は名ばかりの共著だけ、本の執筆も進まない...。ある日、学会に出席するため、ニューヨークを訪れた彼は、マンハッタンにある自分のアパートで見知らぬ若いカ...
日っ歩〜美味しいもの、映画、子育て...の日々〜 [2009/08/01 08:29]

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