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billabong

ぼちぼち思うことを書いていきたいと思います。 *^ー^*

食糧があるのに飢餓問題2 

この間から書こうと思ってあまりにも複雑に
食糧、石油、投機マネー、
多国籍企業などがいりこんでいて
なかなか書けていなかったのを書きます。

この食糧、石油、投機マネーの関係は今はじまった
ことではなく、欧米の学者、メディア、NGOが10年
以上も前から指摘していることで、日本の大手
メディアがほとんどとりあげていない。


今年6月の国連世界食糧サミットで毎日放送
NEWS23で食糧危機の特集をしていた。

>6月4日 シリーズ食(3)食の危機 笑うのは誰
>6月3日 シリーズ食(2)食の危機極限に


アグリビジネスの多国籍企業の投機による多大な
収益増収と、
もともとは穀物を自給していたハイチの悲惨な状況は
特に印象的だった。

ハイチでは、穀物はあるけれど多くの人が貧しく
現在の穀物物価高騰で収入の何倍もの価格の穀物
を手にいれることができない。
米国の補助金で守られている安い米国から
の穀物の輸入にたよる経済構造にされてしまった
結果である。


そんなシリーズに、ワールドウォッチ研究所の
レスター・ブラウンがゲスト出演していた。が、
そのシリーズの前半でとりあげた話題の内容にも
かかわらず、レスター・ブラウンの
「世界の増え続ける人口のため食糧危機が
せまっている。」とのコメントに何もつっこみ
まないキャスターに唖然としてしまった。
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1742484

最近、スーザン・ジョージ著
「なぜ世界の半分が飢えるのか 食糧危機の構造」
(1984年初版発行朝日新聞社)で
レスター・ブラウンはフォード財団のもとスタッフで
あり、アジアや南米の環境を破壊した緑の革命の
推進者であることを知りショックをうけている。
日本では「環境問題」を語る彼の優しそうな風貌に
だまされいるひとが多いことだろう。 


また、ジャン・ピエール・ポリス著
「コーヒー、カカオ、米、綿花、コショウの
暗黒物語 生産者を死に追いやるグローバル経済」
(2005年作品社)では、食糧の投機が今、はじまった
ことでないことを証明している。

ところで、以前に勉強会でその複雑な関係を
ひもとく資料の一部を下記に載せます。


===============
Biofuel "greenwars" and speculating on hunger :
A capitalist food mafia monopoly combination.
Posted April 29th, 2008 by Anonymous
http://sydney.indymedia.org.au/story/biofuel-greenwars-and-speculating-hunger-capitalist-food-mafia-monopoly-combination


"Who controls the food supply controls the people;
 who controls the energy can control whole continents;
 who controls the energy can control the world."
 Henrry Kissinger


「食糧供給を支配するひとは人々を支配する。
エネルギーを支配するひとは全大陸を支配する。
エネルギーを支配する人は世界を支配する。」
ヘンリー・キッシンジャー

この言葉、現在の世界経済状況を表していると思う。

Elen BrownのInvestment Newslettersレポートでは
グローバル食糧危機からどのように利益をあげるか
の特集をくんでいて、農業系商品に投機するアグリ
ビジネス株や上場投資信託(ETF)への投資をすすめて
いる。

グローバル食糧危機では、これらの投資はまちがい
なく利益になるだろうが、投資をするまえに、
食糧危機問題を緩和する助けをしたいかどうか
考えてほしい。
あなたは、本当に飢餓に”投資”したいですか?


4月23日のドイツのSpiegel Online記事
"Deadly Greed(死をまねくような恐ろしい欲):
 The Role of Speculation in the Global Crisis
(グローバル危機における投機の役割)"で
 Balzi and Horningは
「多くの投資家はグローバル・カジノに投資して、
世界の最もまずしい人々の毎日の食糧を
ギャンブルで失っている。」と書いている。

食糧の権利についてのUS特別レポーター
Jean Ziegler は急増する食糧危機を
"a silent mass murder"(声のない大量虐殺)
という言葉を使い(Rachel Carsonの Silient Spring
沈黙の春をもじったかな?)、地球上の富裕層を
独占しているグローバリゼーションと多国籍企業
を非難している。


ハイチ:米の価格が12月より倍以上になっている。
主食の価格をめぐっての1週間以上もの暴動で
4月に首相は辞任。

バングラデッシュ、アフリカにつづき、エジプト、
ウズベキスタン、イエメン、フィリピン、タイ、
イタリアと暴動がおこってきている。


ウォールストリート・ジャーナル4月21日の
"Load Up the Pantry(食糧庫をつめこめ)"で
 Brett Arendsの記事では低諸国国で現在
おこっている食糧騒ぎは、すぐにアメリカでも
おこるだろうと、食糧の買いだめを薦めている。
というのは、彼は食糧不足を予測しているのではなく、
投資としてみているのだ。

「食糧価格は投資で得る利子よりもっと早く
すでに動いている。」と。


Arendsは食糧価格高騰の主要理由は、
中国とインドの中産階級の増加の需要増を
あげている。
そして2番目の理由は、とうもろこし需要については、
石油添加剤としてのエタノール需要の急増を
あげている。


しかし、中国とインドの米の主食は何世紀も前から
のもので何も今はじまったものではないし、金持ち
だけが食べているものでもない。


国連の食糧農業機関の2008年4月の分析によると
2006年からたった1%だけしか、穀物の食糧
消費量が増加していないのがわかる。


この数字からArendsの説明では2ヶ月間で75%も
急増する理由にならないのがわかる。


また、世界人口増加率が1980年代から劇的に
減少していて穀物供給力は人口をしのぎ続けて
いる。

バイオ燃料はこの穀物のいくらかを排出して
いるが、急におこったものでないし、食糧危機は
アジアの中産階級の台頭によるものでもない。

ウォールストリート・ジャーナルのライターが
書いていない説明が4月16日のInternational
Herald TribuneのWilliam Pfaffの記事に載って
いる。

「もっと根本的なことは、油や貴金属のような商品と
おなじように食糧への投機である。

サブプライム・ローンや他の借金でできた商品
によって汚れた金融資産から逃れる金融投資家に
とって格好の投機の的になっている。


購入者の投機マネーの流入が食糧価格を引き上げ
世界の貧しい人々に食糧が買えない状況をつくり
だしている。ファンド資金が農業分野に流れ込み
価格を引き上げている。」


崩壊した不動産バブルに流れていた"hot money"
(短期資金)が商品バブルにうごいている。
"hot money"は、高収益を求めてひとつの市場から
動く次へと素早く投機投機的資本流入である。

製品がよいからではなく、投機"spread"(投資
差額利益)がよいから動く。


お金は、実体の商品やサービスをつくるのに
投資されているのではなく、ただお金を生み出す
のに投資されている。

(先物取引では、実体の商品やサービスの価値の
何十倍ものお金でそれらが売買されています。)

食糧価格は投機家により決まっている。今や、
あなたや私のような一般投資家もふくんで
価格がきまっている。


投機は、かつては大口投資家にだけしか利用でき
なかった儲けのいい市場をひらいたETFによって
一般投資家も農業系先物とりひきでギャンブル
できるようになっている。

・・・・


モンサントのような農業系ビジネスは食糧価格
を高騰させている。


モンサントは食糧のバイオ工学、遺伝子組換え
種、農薬、除草剤、殺虫剤を通じて緑の革命を
推進した。


モンサントが特許権を持つ遺伝子組換え種は
次の年には使えず、毎年、その会社から種を
買わなければならない。

高生産の誇大広告にだまされた小さな農家は、
GM種と化学肥料により生産高が落ち、土地は
GM種意外のものをうけつけなくなる。

GM種を毎年買うことができない農家は市場
からおいだされ、アグリビジネスの巨大企業に
市場での価格支配をも譲り渡すことになる。

・・・・

最後にこの記事の著者は
もし罪の意識を持たずに売買ブームに投資したいなら、
だれの食糧でもなく、燃料でもない「金」を購入する
のがいいでしょう。で締めくくっている。


参考
US Fed To Blame for Global Food Crisis
Politics / Food Crisis
Apr 26, 2008 - 03:09 PM
By: Mike_Whitney
 
http://marketoracle.co.uk/Article4486.html


==========
2008年7月28日
「遺伝子組み換え食品は危険」中高教師の6割がイメージ
で意識調査のニュースについて詳しくかかれています。
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/07/6_52.html


上の記事のニュースについて、自民党政府は
理解が足りない(どの議員が言っているのでしょうね?
官僚のコメントなんでしょうか?)というコメントを
していましたが、
健康もさることながら 自国民の環境、健康、所得などを
無視して、そんなに欧米多国籍企業のいいなりになりたい
のでしょうか?


=============
先日、TVのニュースで自民党政府は
遺伝子組み換え食物について65%の教師が


★遺伝子組み換え食品表示の法改正を求める
100万人署名
(まだの方、是非、おねがいします!)
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/gm/activity/shomei


まだの方、オンライン署名はこちら。
https://www.greenpeace.or.jp/ssl/gm/petition/labelling/index_html


=================

★食糧はあるのに飢餓問題1
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1742484#hide


★ドキュメンタリー映画「食の未来」
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1693841

==========
★遺伝子組み換えで誰が得する?
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1410801

★フランケンシュタインになる?
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1043598


★笑顔^−^で毎日いられるように!
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1670776


★ロハスにトランス脂肪はバツ
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1474091

★モンサントによるモンサントのための世界
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1780571

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コメント

食糧投機で貧しい人がさらに飢える

あずーるさん
わたしはキッシンジャーは嫌いですが 彼が言った
>「食糧供給を支配するひとは人々を支配する。
エネルギーを支配するひとは全大陸を支配する。
エネルギーを支配する人は世界を支配する。」
は その通りですね。またまたアメリカや先進国が 食糧やエネルギーて 特許をとったり投機の対象にしたりして 世界を支配しようとしています。食糧やエネルギー資源をもっていて一生懸命働く国の国民が豊かにならない今のやり方は 戦争といっしょですね。
これが問題なんです。↓
>お金は、実体の商品やサービスをつくるのに
投資されているのではなく、ただお金を生み出す
のに投資されている。
さて、トランス脂肪はそのままの名まえや硬化なんだかの名前で表示されていませんが どのマーガリンにも入っているのでしょう?
ご指摘のサイトを見てきます。
非戦 #79D/WHSg URL [2008/08/03 20:03] edit

RE:食糧投機で貧しい人がさらに飢える

非戦さん、
キッシンジャーの政策等については知りませんが、
本当にキッシンジャーの言葉、的を得てるでしょう?
>食糧やエネルギー資源をもっていて一生懸命働く国の国民が豊かにならない今のやり方は 戦争といっしょですね。
本当にそうですね。違う意味の植民地政策ですよね。
>これが問題なんです。↓
>お金は、実体の商品やサービスをつくるのに
投資されているのではなく、ただお金を生み出す
のに投資されている。
その投資規模がアメリカや高所得国一国の力ではどうしようもない規模に膨らんでいるのはかなり問題です。
昔から食糧投機は欧米の高所得国がしていたことですから。
トランス脂肪、日本では表示義務がないんです。
マーガリンや油、お菓子などにもはいっているので
なるべく加工食品は食べないほうがいいと思います。
このあたりも米国の多国籍食品企業がかかわっていますが。
あずーる@FreeTibet #79D/WHSg URL [2008/08/03 22:40] edit

日本は・・

自給率が先進国最低で、それでも年間2千万トンも食糧を廃棄してて、南極まで野生動物をグルメのために捕りにいって、アメリカの反捕鯨はどうのこうのとブツブツ文句をいうんだけど、アグリメジャー/ファンドの食糧支配に対抗してオルタナティブを打ち出すでも、飢餓に苦しむ第三世界をサポートするでもなく、米国のなすがままと。。
狂牛病牛肉も、組換え食品も、トランス脂肪も、いつのまにか日本の食卓を席巻していそうでおそろしいです。
一体何なんでしょうね。世界の食糧危機に対する日本のあまりの現実感のなさは・・・
kkneko #79D/WHSg URL [2008/08/08 01:20] edit

本当に困ったちゃん日本政府ですよね。。。

くじらかめネコさん
まぁ、議員は投票した人に選ばれているのですから、投票権のあるひとたちにかかってきているとしても、何にしても投票で選ばれていない官僚に議員達がふりまわされすぎだと思います。
>自給率が先進国最低で、それでも年間2千万トンも食糧を廃棄
小泉もほめてた「もったいない」。議員や官僚達の「もったいない」の定義がないのか、そんな考えなんてはじめからないのかしら?
そのうえ農水省は税金ばっかりつかって食糧自給率をあげるどころか、自然破壊ばっかり。税金つかっているわりには肝心の農家の生活はずっとよくなってないですよね。
>アグリメジャー/ファンドの食糧支配に対抗してオルタナティブを打ち出すでも、飢餓に苦しむ第三世界をサポートするでもなく、米国のなすがまま
米国のポチになるほうが仕事が楽だからかもしれませんね。
長年つづいたものを否定するにはエネルギーがいる。
影響力の大きい大手マスコミもそうですよね。
でも、日本人も馬鹿じゃないから、小さな力がおおきなうねりになるときが近づいているような希望をもっているのですが・・・

あずーる@FreeTibet #79D/WHSg URL [2008/08/09 15:40] edit

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