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billabong

ぼちぼち思うことを書いていきたいと思います。 *^ー^*

中立は賛成派なんだって・・・ 

今、全国各地で自主上映されている
ドキュメンタリー映画
「六ヶ所村ラプソディー」(文化庁提供)
をミニシアター 大阪・阪急十三の
第七芸術劇場でやっと見ることができた。

画面は、青い空。
チューリップ畑、緑のたんぼ。
厳しい波の日本海、冬の雪景色。

自然と対照的(威圧的にも見える)、
のどかな田園風景ににつかわしくない
建物がいきなり現れる。
これが、六ヶ所村核燃料再処理工場。
六ヶ所村に住む人はたった12000人。

「再処理」工場といえば、
ただ単にゴミをリサイクルして
いるようなイメージで聞こえがいい。

実際、映画の中で六ヶ所村の高校生が
インタビューに答えていたが、
「ゴミかなんかの再処理でしょ。」と
その工場が扱う危険物質について
知らない。

全国のゴミ処理場も環境センターなんて
名前で呼ばれているところもある。
この呼び方自体、政府の都合のよいように
まやかしの手助けをするものだと思う。
(米国のハンフォード再処理工場の記事
でもおなじように「再処理」という
まやかし言葉を使っているというの
があった。)

この工場の建設を請け負う建設会社の
社長は、日本原燃の情報だけを信じている。
お金もうけになるから、従業員や周辺住民
の健康被害への危険性など考えたくないの
だろう。

工場のクリーニングの仕事をする会社の
社長も同じ。
それから、「もう決まったことだから
しょうがない」という人もいた。

鎌仲監督が、六ヶ所村の公民館で無料で
この映画上映会をしたのだが、誰も見に
きてくれなかったと言われていた。

私は、この映画を見に行く前に
「地元の人は なぜもっと反対しないの
だろう。」と思っていた。
しかしながら、この映画をみて権力とお金
(特別会計から拠出されるお金の流れが
不明瞭な税金)を使えば、政府は地元を
押さえるのは簡単というのがわかった。

これは、六ヶ所村特有の問題ではなく、
沖縄の基地問題も含め、地方でおこって
いることである。

映画では、イカ釣り漁でさかえた泊漁港
の反対派と機動隊のやりあいの模様が
あったが、こんなこと全然知らなかった。

ブックレットによると
「1986年6月におこなわれた工場建設の
ための海洋調査では、400人の機動隊と
海上保安庁が出動して港を封鎖し、
海にでようとする反対派漁民と真っ向
からぶつかる事になる。
逮捕者も出たこの争いは「泊沖海戦」
とまで呼ばれた。」

当時は経済絶好調のころだろう。
地方でおこっていた政府にとって不都合
なことを全国に知らせかなかった大手
メディアの政府よりの姿勢が腹立たしい。

また、16000人の村に、400人も機動隊が
やってくるなんて、どんな威圧だろう。

その時、泊漁港の反対派活動の中心的
役割をしていたおじいさんは、経済的
理由から だんだん反対派が推進派に
懐柔されていき、おじいさん自身、今も
反対しているが、子供や孫に迷惑になる
からと言われていた。

都会から故郷に戻り、チューリップ畑
で自立した生計をたてながら反対運動を
している菊川さん。

そして、風下の村で無農薬のお米を
作るおばあさん。
六ヶ所村再処理工場からの煙が風下の
自分の作る農作物に影響がでる不安を
隠せない。

そして、お得意さんにも正直にそのこと
を伝えるが、やはり消費者は離れていく。

印象的だったのは、このおばさんは、
再処理工場について
「ずっと私は中立でいいと自分にいい
きかせていました。

でも、ある先生の勉強会で
中立という事は、行政が悪いとか誰が悪い
とかぶつぶつ言っていても、結局は
今起こっていることを認めている、
賛成しているということなんですよ。

と先生から言われはっと目がさめました。」
みたいなことを言われていたこと。

それから、この映画では、英国、
セラフィールドの再処理工場のことも
取り上げられていた。そこは、もともと
核兵器工場だったのだ。
ここも、のどかな田園地帯で、かつては
地元のビーチもにぎわっていた。

その住民のおばさんの話で、
「皆、自分が健康な間は誰も文句を
言わないわ。でも、健康被害が現れ
はじめると、みな、とたんに文句を
いいはじめるの。」
ということを言われていた。

また、セラフィールドの再処理工場は稼動
には5000億ドルかかるということで、予算
面から断念になった。

今は情報の時代なのだから、健康リスク
は予測できるだろうし、原発関連施設に
関しては健康リスクに掛かる費用もコスト
に入れるべきだ。

日本の原発関連の費用は、電源開発促進
対策特別会計で処理され、お金の流れ
が明らかにされていないのも、政府が大判
ぶるまいできる理由の一つだろう。

また、セラフィールドの対岸のマン島
自治区の猟師は、その汚染にもっとも敏感。
猟師も環境汚染をリサーチすべきだと
いっていた。

英国の場合、人体に与える魚の放射能レベル
の基準が、魚をあまり食べないということで
日本の基準の3倍になっているそうだ。

また、原発の核廃棄物は陸路で六ヶ所村に
輸送される。そのときの危険性は相当高い
だろう。

そして、リサイクルしても
グリーンピースのHPよると
「プルトニウムは1%
使用済み核燃料から取り出してまた使うのは、
使用済み核燃料の中に1%しか含まれていない
プルトニウム。

しかも、取り出したプルトニウムをウランと
まぜて使った後は、もう、プルトニウムを
取り出す施設はありません。

残ったウランには使い道がなく、東京電力
株式会社は「資産価値ゼロ」としています。

再処理することでますます増える核のゴミ
リサイクルの目的は「ゴミの減量」のはず。
ところが、使用済み核燃料からプルトニウム
を取り出すことで、そのゴミの体積は再処理
せずにそのまま貯蔵しておくよりも大量に
増えます。」

行き場のない危険な核の廃棄物、電気のある
のは当たり前と考えている私達。
廃棄物のことは、地方にまかせて、処理
方法も、知らん振りするのではなく、
もっと省エネなどで供給を元から減らす
ようロハスなライフスタイルを
実践しないと。
その為にも、そんなライフスタイルに変える
ような社会システムの変換は欠かせないもの
だと思う。

2007年の夏の本格稼動までに、
ひとりでも多くの人に六ヶ所村再処理工場
のことを知ってもらって、
なんとか阻止したい!

この日は、初日ということで、鎌仲監督の
舞台挨拶もあり、お得感もあり、
監督自身の「ヒバクシャ」という本や

富田貴史さんの
「わたしたちにつながるいのちのために」と
いうブックレット、
ブログ
http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/index.html

そして もちろん
六ヶ所村で運動をつづける菊川さんの
花とハーブの里の絵葉書まで購入した。

六ヶ所村で運動をつづける菊川さんの
花とハーブの里
http://www.r66.7-dj.com/~ushigoya/tyu-rippu.htm

==========

英セラフィールド再処理施設で深刻な
放射性液体漏れ事故―どうして
マスゴミは報道しない?
http://hideyukihirakawa.com/blog/archives/200505/210848.php
===========
六ヶ所村の再処理工場は、2007年の夏から
本稼動を始める予定になっているが、
この工場から排出される高レベル
放射性廃棄物の行方は、いまだに決まって
いない。

現時点では、この廃棄物の処分方法は、
地層処分という方法で進める方針になって
いる。

地層処分とは、放射能の影響が緩和される
数百万年もの間、地価1000mに埋めておくと
いう処分方法。

この方法では、世界のどこかの地域に、
いつ放射性物質が土壌に染み出すかも
分からず、地下水に混入するかも
わからないような廃棄物を何千年もの
遠い未来にまで残し続けることとなる。

その土地が地層処分に見合った土地かどうか
を地図などで調査する「文献調査」に応じる
自治体には、現時点で年間10億円の交付金
がはらわれることになっている。

(六ヶ所村)工場の本稼動が始まれば、
工場からは年間800本ほどの高レベル放射性
廃棄物が生み出され続けることになる。


下記は、ブックレットより

「岐阜県瑞浪(みずなみ)市には
「超深地層研究所」という施設があります。

この施設は、高レベル放射性廃棄物の地層
処分のための研究施設で、地下1000mの
ボーリング調査や実際の処分地と同じサイズ
の坑道を掘って色々な研究が行われています。

この研究者の事業者は
「処分場にするのではなく、研究するだけ」
といいながら作業を進めていますが、

瑞浪市と隣接市町村に原発を誘致したのと
同じ評価で交付金が支払われている現状や、
事故やトラブルを隠そうとする事業者の体質、
研究所の建設計画がもちあがった時点から
住民の声を無視していた自治体や事業者の
姿勢を見るにつけ、何をどこまで信じたら
いいか分からない状況が続いています。」

===========
★六ヶ所村ラプソディー
大阪・阪急十三 第七芸術劇場
http://www.nanagei.com/
1月5日まで

六ヶ所村ラプソディー公式HP
(全国での上映スケジュールが
 みれます)
http://rokkasho-rhapsody.com

公式ブログ
http://rokkasho.ameblo.jp/

==========
核燃料リサイクルって何よ!
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/nuclear/plutonium/factsheet/hatan_html

再処理の問題点
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/nuclear/stoprecycle/notes_html

六ヶ所村再処理工場とは?
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/nuclear/plutonium/rokkasho/

電源開発促進対策特別会計で電気代が高くなる
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1541406

共同アピール「私たちは、六ヶ所再処理工場を
動かさないよう訴えます。」 電気猫さんのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/electric_cat2003/43283788.html
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category: 映画

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コメント

六ヶ所ラプソディー

トラバありがとうございました。
私は8月に自主上映会に行き、無料だったのでカンパに「ヒバクシャ」を買ったらサインしてもらいました(ラッキー!)。
この土日の六ヶ所ラプソディーでも鎌仲監督のトークがあったんですね(監督のトーク面白かったでしょ)。
原子力が巨大利権と癒着してる限り、日本の原子力偏愛は続くでしょう。
この間違いに気づくのが先か、国家の滅亡(大事故で一気に死ぬか、低線量被曝でゆっくり死ぬかは別として)が先か・・・時間との戦いです。
PS.
アピールには意外な人も入ってたりしてしますが、これからどんどん活動していってもらいたいものです。
おすぎなんかタレントでもあるし、結構リスク抱えてやってるな(本気だな)と思います。
電気猫 #79D/WHSg URL [2006/12/17 19:49] edit

RE

電気猫さん
鎌仲監督って、全然えらそうじゃなくて、わかりやすくしゃべってくれて、よかったです。
>「ヒバクシャ」を買ったらサインしてもらいました(ラッキー!)。
私、はじめは菊川さんのポストカードだけ買うつもりだったのだけど、近くのおばさんが「サインしてもらえるの?」と鎌仲監督にきいてたので、私もその本、つられて買ったのです。だから、私のもサイン付き^^
おまけに、ブックレットも その日できあがったとかで、富田さんがサインしてくれました。この人、ミクシィメンバーみたいなんで、また行こうとおもってます。
>原子力が巨大利権と癒着してる限り、日本の原子力偏愛は続くでしょう。
なんか嫌ですね。世界にとっても大迷惑!
アピール、おすぎ、結構、番組で辛らつですが、言うだけのことあって行動もしているのすごいですね。
TVで出てくるタレントや評論家、日和見主義ではっきり言わず、どうにでも主張が変わる人おおいですもんね。(政治家といっしょ)
あずーる #79D/WHSg URL [2006/12/17 22:31] edit

TBどうもですー

私も本買ってサインもらいましたよ。(笑)
「六ヶ所村ラプソディー」は1月にまた東京で上演されるので、その時はブログで取り上げようと思っております。
ひげたま #79D/WHSg URL [2006/12/17 22:42] edit

ひげたまさんコメントどうもです♪

「六ヶ所村ラプソディー」ひとりでも多くのひとにみてもらって、なんとか来年の夏までに阻止したいですね!!!
あずーる #79D/WHSg URL [2006/12/18 23:30] edit

ご紹介ありがとうございます

ブックレットを作った冨田貴史です。
初めまして。
ブックレットの紹介、六ヶ所村ラプソディーの紹介、ありがとうございます。
ただ、ひとつだけお願いがあります。
ブックレットの文面を無許可で引用するのは、なるべく避けて下さい。
特に長文に渡る場合は。
自分の文章、情報発信に責任を持ちたいので、ご協力お願いします。
悪気が無いことも重々承知しています。
ただ、こういった情報は、例えば原発推進派の企業や団体から情報の出所を突っ込まれたりする場合もあると思います。
慎重な情報発信を心がけたほうがいいですし、僕もそれなりの覚悟を持って文章を書いています。
よろしくお願いします。
何はともあれ、これからもよろしくお願いします。

冨田貴史 #79D/WHSg URL [2006/12/31 15:10] edit

冨田貴史 さま

はじめまして。といっても、サインいただいたんですが。
>ブックレットの文面を無許可で引用するのは、なるべく避けて下さい。
特に長文に渡る場合は。
自分の文章、情報発信に責任を持ちたいので、ご協力お願いします。
すいません。
一般的に販売されているものは、私的使用なので出所を明記すればいいと思っていました。(欧米ではそうなので)ただ、長文に関しては、今後かえていかないといけないと反省しています。
内容は一般的に言われていることについては、引用をさけ、訂正しました。
>こういった情報は、例えば原発推進派の企業や団体から情報の出所を突っ込まれたりする場合もあると思います。
公的に発行されているので、情報源(出所)は確かなのですよね。
あずーる #79D/WHSg URL [2006/12/31 17:54] edit

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