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billabong

ぼちぼち思うことを書いていきたいと思います。 *^ー^*

捕虜も同じ人間 

少し前に、夜中にやってた日本軍が第2次
世界大戦中に作った「泰緬鉄道」で陸軍
通訳として働いた永瀬さん(87歳)の
出ていたドキュメンタリーのことを
書こうと思う。

タイ〜ビルマを結ぶ「泰緬鉄道」の
こと、オーストラリアでは結構話題に
なっていたのだが(捕虜として労働に
従事して亡くなった人が多くいるらしい)
タイに旅行したとき、すっかり
忘れていたし、日本ではあまり聞くこと
もない。

「泰緬鉄道」は映画「戦場に架ける橋」で
一躍有名になったそうだ。

永瀬さんは、泰緬鉄道で陸軍通訳として
何度も捕虜のひどい拷問に立会ったと
いう。捕虜の拷問を止めたくても、自分
が殺されるかもしれないので、同じ
日本人でも憲兵にさからえなかったと
いう。

泰緬鉄道の建設は、本当に無茶なもので
確か大阪〜静岡間ぐらいの距離で
しかもジャングルにおおわれた土地で
当初、日本人技術者によると5年も
かかるところを、大本営の命令に
より1年以内建設をめざし、捕虜や
東南アジアから集めた労務者たちに
過酷な労働を強いて、多くの死者を
だすことになる。

硫黄島の戦いでもそうだったが、
ここでも自国の兵士を含む人の命を
無視したむちゃくちゃな大本営の
命令があった。

永瀬さんと同じように、この建設に
かかわり生きのこった元日本兵の
人も、その計画の無茶さは本当に
想像を絶するものだと言っておられた。

そして、永瀬さんは、終戦直後
英語が話せるからということで
連合軍通訳として、1万3000人
といわれる連合軍捕虜死者の墓地
捜索に従事された。

多くの死体を捜すという作業は、
拷問を止められなかったし、過酷な
労働も知っている永瀬さんには
とても大変な作業だったに違い
ない。そして、遺体のそばには、
誰に拷問されたかというのが
メモで残っていたという事を
聞いて、不条理に死んでいった
捕虜の人たちは どんなに悔し
かっただろうと思う。

永瀬さんは、捕虜に虐待を加えては
いけないなどというジュネーブ条約
のことなど、当時、誰も知らなかった
という。

「連合軍捕虜のことを忘れてはいけない」
と泰面鉄道で強制労働させられた元捕虜
たちへ謝罪と和解の活動に従事し、
現地の連合軍墓地に120回を超える慰霊
をされている。

永瀬さんの行動を批判する人もいる
らしいが、「日本兵の遺骨を拾うのは
日本の政府の仕事」と
きっぱり言われていた。

永瀬さんが決して忘れることができない
のは、残虐な占領者であったにも
かかわらず、日本兵が帰還のとき
全員に貴重な米とザラメを持たせて
くれた優しいタイの国の人たちのこと
だと言う。

永瀬さんは、クワイ河平和基金を樹立、
1000人を超えるタイ人学生に奨学金
を送り、また、ご自分の家にタイ人の
学生をホームスティ受け入れ、学費も
援助したり、タイの貧しい少数民族の
ために学校を設立したり、今も本当の
意味での国際貢献に奔走されている。

個人で戦後、何十年も捕虜で亡くなった
人たちや、タイの人たちのために活躍
されている姿に胸が熱くなった
ドキュメンタリーでした。

これを書いていて、
昨日、広島と長崎で2度被爆したおじい
ちゃんがアメリカ人も同じ人間、
「話せばわかる」といってたのを
思い出しました。

そして、硫黄島の戦いの時に、元米兵
が「捕虜になれば、同じ人間だから
殺さなかった」と言っていたのも
思い出しました。

もうすぐ終戦記念日。
戦争は繰り返してはいけません。

=================
参考

POW
http://www.us-japandialogueonpows.org/news-J.htm

タイ〜ビルマを結ぶ「泰緬鉄道」
http://sekitori.web.infoseek.co.jp/war/war_Thai_kwae_arhir_all.html

戦後60年の戦跡?
http://expand-free.at.webry.info/200508/article_5.html

戦後60年の戦跡?
http://expand-free.at.webry.info/200508/article_6.html

泰緬鉄道 ウィキピィディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%B0%E9%BA%BA%E9%89%84%E9%81%93

泰緬鉄道を巡る歴史
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/2447/page002.html
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