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billabong

ぼちぼち思うことを書いていきたいと思います。 *^ー^*

哀しみは、これで終わりにしたかった・・・ 

タイトルは、試写会でみた、今、上映中の「ザ・インタプリタ−」
のチラシから。

とにかく、知的でタフなニコール・キッドマンがカッコイイ!
今年みた「ベッドフォード・ワイフ」のキャリア・ウーマンとは、
また、全然ちがう素敵さ。昔、「ピース・メーカー」という映画
でみた、知的な女性とも違う魅力の女性を演じている。

ショーン・ペンも、しぶいいい味をだしている。
「アイ・アム・サム」をみてから、ショーンの結構ファンに
なっているのだけど、普通の仕事熱心な、それでもって人間味
あふれる役を演じている。

監督は、「愛と悲しみの果て」、「追憶」、「ザ・ファーム」
などで社会的テーマとラブ・ストーリーの融合し感動作を
つくりだしたシドニー・ポラック。
「ザ・ファーム」は、トム・クルーズ主演で、私のすきな
映画のひとつ。

この映画、ちょっと内容的には真剣に考えると重くて、
しんどいかも。はじまりのシーンもちょっとショック。
そして、みてると、たまたま育った国で、政治によって家族、
友達など愛する人をどんどん失ってしまうという運命の人たち
のことを考えずにはいられない。

架空のアフリカのマトボ共和国での出来事は、94年のルワンダ
の大量虐殺を思い出させる。(アフリカのこと知らないから、
実在の国かなぁと思って帰ってネットでしらべたけど・・ゞ)
カンボジアのクメールルージュの大虐殺も、記憶に新しい。

タイトルの通訳者の果たす役割より、ニコール演じる国連職員
である通訳者のシルビィアと国のかかわりに焦点があたって
いるような気がする。
一国では、とうてい解決できない問題をシルビィアが国連と
いう国際機関に一縷の望みをかけて働いているのが印象的。

今、現実に、国連改革がとわれているが、この映画では国連で
しか解決できないような役割を鮮明にしているように思う。
この映画は、映画史上初の国連内部撮影実現らしいが、
そんな国連の名誉挽回のために許可されたのかもしれない。

シルビィアとショーン演じる捜査警備官ケラーは最初は犬猿
の仲みたいに言いたい事をいうのがいい。

シルビィア「目立たない顔ね。」
ケラー「目立ったら、警備できないからね。」
そんなやりとりがある。それほど、普通の私服警備員のよう
な外見さえない役をぴったりショーンはこなしていた。

ケラーは事故で失った愛する妻の死から立ち直れない。
次第に心をひらいていくシルビィアについて、
「妻を奪った犯人を銃で殺してしまいたい。」みたいな
ことをいう。

シルビィアの育ったアフリカの教えでは、なくなった人
の名前を言ってはいけない。自分が心の整理ができて、
まえむきに人生をおくる準備ができてはじめて、名前を
口にしていい。
(犯人がおぼれているのが、どうのこうのという話が
あったが、はっきり思い出せないのでもう一度
みなくちゃ。^^)

シルビィアが
「銃をもって戦っても哀しみは終わらない。
時間はかかるけど、国連での取り組みを選んだの。」
みたいなことを言うシーンがある。

イラク攻撃のときも、アメリカの攻撃のはじまりが、
”目には目を”だったけど、銃では憎しみを増やしは
しても、平和はつくらない。平和について、考えさせ
られる映画なので、「ザ・インタプリタ−」是非、
ひとりでも多くの人にみてほしい映画です。
☆☆☆☆☆

また、報道の自由というのも考えさせられます。
戦時中ではないのに、フィリピンでは 反政府の
ジャーナリストが今年にはいって、すでに8人も
殺されたというのをNHK世界のニュースでしていました。
平和な時代に、報道の自由も考えなければなりません。

国境なき記者団による2003年度の報道の自由度ランク
(下記英語のサイト参照)では、
たぶん記者クラブ制度があるのが大きな要因のひとつ
だと思いますが、日本は世界で44位です。

http://www.rsf.org/article.php3?id_article=8248

記者クラブ制度の閉鎖性
詳しくは下記のHPまで
http://www5a.biglobe.ne.jp/~NKSUCKS/contents.html
 


*************************
隣人による殺戮の悲劇
http://c-cross.cside2.com/html/bp0ri001.htm

ルワンダ 大虐殺のその後
http://www.amda.or.jp/journal/rwanda/

ルワンダ大虐殺と国連
http://www.mirai-city.org/blog/archives/000024.php

こんなにお金が動く 国連の役割リンク
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=860173
*********************
映画関連ブログ
アイアムサム
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=948773
ステップフォード・ワイフ
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=907459
ファームズ
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=391242

*******************
7月17日追記
ほっとけない貧しさ・・・
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1120142
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category: 映画

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コメント

TBありがと〜

私も内容はいいと思いますね。
シルヴィアの過去がわかって行く度に彼女の感情がぶれて行っているということが、まるで怒りを覚えていった思春期の感情に近い感じがして、そして、その怒りによる思考の混乱が表されているような感じもします。
最初は冷静なシルヴィアがそのように乱れるといったことが、映画にもありました「独裁者は初めは平和主義者」(うろ覚え)といったことにも繋がっていくような気がします。
ま、誰でも思考の混乱はあることだと思いますしね。
こういった映画、みんなにも見て欲しいです。
行間を読むって感じを感じる映画でした。
うりえる #79D/WHSg URL [2005/05/29 22:17] edit

考えさせられました

難しいテーマを作品にしてありましたね。
ケラーを演じたショーンペンが
冴えないようで冴えてて良かったです。
部下のミスがどうしても私は許せなかったですね。
今すぐバスの乗客全員を降ろせという指示に
従わなかったときです。
すごく腹がだった。
ああいう人雇っちゃだめだと思いました
あおい #79D/WHSg URL [2005/05/30 00:20] edit

うりえるさん、コメントありがと!

>シルヴィアの過去がわかって行く度に彼女の感情がぶれて行っているということが
あ〜、そうでしたよね。すごい感情のぶれですよね〜
平和ボケの私達の思春期の怒りとは、比べようもないくらいのものだと思います。
>「独裁者は初めは平和主義者」
そう、そんなところありましたね。そして、本を朗読させるところも。
あの独裁者は貧しい家庭の出身で、貧しい時は、純粋だったんだろうけど、権力やお金は人を狂わせてしまう。
なんだか、最後はちょっと悲しい終わりですよね。
あずーる #79D/WHSg URL [2005/05/30 22:14] edit

あおいさん、コメントありがと!

ほんと、ショーンペン、冴えないようで、冴えてましたよね^^
>部下のミスがどうしても私は許せなかったですね。
>ああいう人雇っちゃだめだと思いました
そうですよね〜。するどいコメント。
何にも関係ない人が沢山殺されちゃった!たいへんなミスですよね。
おろしていれば、あのアフリカのおじさんも死ななかったし、違う展開もあったかも。。。
私は、その場面に行く前に、沢山人が殺された場面があって、その
場面ではちょっと麻痺してました。
あずーる #79D/WHSg URL [2005/05/30 22:21] edit

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