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billabong

ぼちぼち思うことを書いていきたいと思います。 *^ー^*

ヒンキーを成仏させて! 

長妻厚生労働大臣によって、はじめて政府から
貧困率が公表された。
日本の貧困率は2006年ベースで15.7%。
この数字は相対的貧困率で年収114万以下の世帯
で生活する人を示す。7人にひとり以上が貧困という。

  

エコノミストの森永氏がワイドショーで
この数字はネットカフェ難民や
ホームレスの人たちが含まれていないので
実態はもっと高いはずとコメントしていた。



しかしながら、政府としてやっと貧困への
取り組みのスタート地点にたった。



貧困ネットワークの湯浅誠さんも
政府国家戦略室のスタッフの一員になられるので、
国民第一の政策実施を期待したい。



湯浅さんによると、今までの政府は外郭団体に
OECDへの提出のために貧困率のデータを作らせ
ていたが、いざその話になると、今までの政府
は(外部に委託しているから)データを持って
いないからわからないと言い続けていたようだ。

大塚副金融担当大臣が何度も
TVでコメントされていることだが、
補正予算で組まれた
緊急就職支援人材育成基金7000億円が
厚労省から中央職業能力開発協会という
天下り先に渡った。
そのうち6900億円が国債の購入に充てられ、
実際に雇用対策にまわったのは100億円だけと
いう事実がある。



また、格差が広がった小泉政権時代に
当時の竹中大臣はひどい格差はないと発言して
いたし、構造改革をしないと格差はますます
広がると言っていたけど、実際、バブル崩壊
以後、自公政権は、格差も貧困率もデータを
とって対策をとろうとはしたことがなかった
のではないか。



多くの人は自分の生活で出会う人を通じて
社会の変化を感じる。自公議員は、自分達の
なかよしクラブのメンバーしか会わないし、
高収入の生活をしているのだからよほど努力を
しないかぎり社会の変化には敏感になれないだ
ろう。



年収114万円未満の世帯で生活する人が
06年ベースで7人にひとり以上で、
04年ベースではOECD諸国でメキシコ、トルコ、
米国に次いで4番目に高いというのは想像も
つかないだろう。

低所得世帯の私もこの数字にはかなり驚いた。


今、TVでは子供手当てばかりに注目がおかれて
いるが、社会の貧困は子供がいない人や
子育てを終えた人にも関係のある社会全体
の問題である。
安全ですみやすい社会にするためにも
社会全体として早急に子供の貧困率を下げるよう
な包括的な政府の対策をサポートしてほしいと思う。



ビッグイシュー121号 2009・6・15で
特集 子供最貧国ニッポンがある。

http://www.bigissue.jp/
その中から一部を下記に紹介します。



●社会の未来はあるのか?
 子供、若者に”社会投資”しない日本
−「子どもの最貧国・日本」の現場から

「子どもの最貧国・日本」の著者山野良一
さん(神奈川県厚木相談所)のインタビューから



「貧困下にある母親は低体重出産する
リスクが高い」



「乳幼児期の貧困は脳の発達を阻害し、
運動機能の遅れや不安感・集中力の
欠如をもちやすい。」



「貧困ライン以下の所得しかない家庭の
子どもは、豊かな家庭の子どもに比べ25倍
もの高さで児童虐待・ネグレクトの
危険にさらされている」



日本で児童虐待というと、母親の育児
ノイローゼや虐待の連鎖など、親の病理的
な意識や人格を問題にすることが現場でも
一般的。個人の問題に焦点をあて、
カウンセリングして解決していく。



しかし、山野さんが児童相談所で出会う家族は
年収300万円以下、月収10万から20万そこそこ
という人たちが圧倒的に多い。


彼らはワーキングプアーの中で生きている
のでカウンセリングを受けさせようにも
時間がない。しかもカウンセリングは無料
でないから通うことも難しい。

そもそも、かれらの生活が安定していない
限り、カウンセリングの効果も出るわけが
ない。



アメリカでは「収入維持実験」という
無作為に選んだ実験グループの家族に
いくつかのサービスを提供して収入を
増加させる試みをおこなっている。


ニューホープというプログラムでは
通常の福祉サービスとは別に、
仕事探しの援助や保育補助金、
さらには家族の所得を貧困ラインに
まであげる支給金などを提供。
その調査の結果、子どもたちへの
ポジティブな影響がみられた。


貧困家庭のひとたちはやる気がなくて、
そういう境遇になったんだ、自己責任だという
のが一般的な社会の見かたである。
日本で言えば、お金をあげたって、どうせ
パチンコですってしまうにきまっていると
言う人が多い。


しかし、この実験では違う現実がみえてくる。
所得保障したり、保育や医療、仕事などの
ケアをしてあげると、彼らも生活を向上
させる行動をし始め、家を買うために資金を
ためたり、働く時間や賃金が増えたりして、
子ども達の発達にすごくいい影響があった。



●日本の社会政策が子どもの貧困率を高めている
ー貧困化しかをはばむ精神論と中流神話


「子どもの貧困ー日本の不公平を考える」
著者 阿部彩さん(国立社会保障・人口問題
研究所)のインタビューから



2008年に20代から80代までの一般市民への
アンケートの結果の一部の例

A.医者にいく(検診を含む)
 「希望する全ての子どもに絶対に与えられる
 べきであると答えた人」:86.8%


B.(希望すれば)高校・専門学校までの教育
「希望する全ての子どもに絶対に与えられる
 べきであると答えた人」:61.5%


教育に関しては4割近くの人が中学までで
十分と答えた


かつては中学を卒業し、”金の卵”として
製造業などの現場に入り、熟練工となって
いくというスタイルがあったが、今の時代
中学を卒業しただけでは、就職先はほとんど
ない。


OECD加盟26カ国のうち中学までしか公的教育
として保障しない国は日本を含めてたった
4カ国 (あずーる:先進国では高校無償化
していないないのは、日本だけ)



阿部さんの提言する
子どもゼロ社会への11のステップ


1.すべての政党が子どもの貧困撲滅を
  政策目標として掲げること


2.すべての政策に貧困の観点をもりこむこと


3.児童手当や児童税額控除の額の見直し


4.大人に対する所得保障


5.税額空所や各種手当ての改革


6.教育必需品への完全なアクセスがあること


7.すべての子どもが平等の支援を受けれること


.「より多くの就労」ではなく、
  「よりよい就労」を 


9.無料かつ良質な普遍的な保育を提供すること

10.不当に重い税金・保険料を軽減すること


11.財源が社会全体がになうこと



●貧困率66%、シングルマザーと
子どもたちの今


母子家庭ダブルワークは決して珍しくない。
ダブルワークでも月収はよくて15〜16万円
児童手当や児童扶養手当を含めて20万に
届くかどうかだ。

シングルマザーたちが過酷な労働に従事している
のは、パートなどの非正規雇用にしかつけない
からだ。一方で、仮に正社員になれても会社に
拘束されると、参観日などの行事参加をあきら
め、子どもとの時間も減るという側面もある。



日本の母子家庭の就業率:84.5%
 この数字は先進国の中でも群を抜いて高い。

離婚後、養育費を払い続ける男性が極端に
少なく、また児童扶養手当などの福祉も十分
でない日本では、シングルマザーは働かなければ
生きていけないのだ。



しかし、
シングルマザーの平均就労収入は
171万円たらず、児童扶養手当等を含めても
平均年収は213万円ほど。
(これは国民全体の平均年収の40%にも満たない。)


母子家庭を含む全体の子どもの貧困率は
80年代半ば以降、一貫して上昇し続けてきたが、
母子世帯の生活保護率は85年の22.5%から
20年後の05年には13.1%にまで大幅減少している。


「生活保護VSワーキングプア
−若者に広がる貧困」の著者大山典宏さんは、
生活保護の利用者が0〜19才の子どもと、
その親年齢にあたる20〜39才で顕著に減少して
きたことを挙げ、「生活保護の厳格な運用に
よって利用しにくくなった本当の犠牲者は
貧困な子どもたちだった」と指摘する。


============

★NPO しんぐるまざあず・ふぉーらむ
http://smf-kansai.main.jp/

★自立生活サポートセンター もやい
http://www.moyai.net/


★反貧困ネットワーク
http://www.k5.dion.ne.jp/~hinky/


==============
貧困問題については、
湯浅誠さんの
反貧困−「すべり台社会」からの脱出
2008年岩波書店、お薦め!

活動を通じて出会った人たちの体験も
まじえながら書いておられ、
貧困からほどとおい人たちにも
日本の貧困について何が問題なのかを
わかりやすく説明されています。


本当は、湯浅さんのこの本の感想文を先に
書こうと思っていたので、このつづきを
次にかこうと思います。


その本(P219)から、
オバケのヒンキーの物語を。

  

>ヒンキーは、世の中みんなが無関心だと、
怒ってどんどん増殖していきますよ。

>世の中の人たちがヒンキーに関心を寄せて、
ヒンキーをどうするかと議論し、あの手
この手を考えていけば、ヒンキーは
いずれ安心して成仏してくれます。


>ヒンキーを成仏させてやってください。
貧困の最大の特徴は「見えない」ことであり、
そして貧困の最大の敵は「無関心」です。

>どうか貧困問題に関心をよせてもらいたい。
それが、今日からでもできる「反貧困」
の活動の第一歩です。−というものだ。


会社でも問題の見える化がしきりに
言われ対策がうたれていますよね。

===========

日本の貧困率は15.7% 厚労省が初公表
2009年10月20日14時4分 Asahi Comより


公表されたのは国民生活基礎調査をもとに算出した
「相対的貧困率」。
所得を世帯人数に振り分けて高い順に並べたときに
真ん中の所得(228万円)を基準に、その半分に
満たない人が占める割合を示す。


 今回は、98年以降の3年ごとの数値も公表された。
98年時点では14.6%、
01年は15.3%、
04年は14.9%だった。


 経済協力開発機構(OECD)の08年報告書では、
04年の日本の貧困率は14.9%で、
加盟30カ国のうちメキシコ、トルコ、米国に次いで
4番目に高かった。
30カ国の平均値は10.6%。


日本は働いている1人親家庭の子ども(18歳未満)
が58%と、圧倒的に高かった。

厚労省は今回、1人親家庭を含む18歳未満の
子どもの貧困率は14.2%(07年)と公表した。

=============
全然関係ないけど、おまけ


家にいる時間が長く、今年は家でおやつに
枝豆をゆでてよく食べた。
うちは呑み助の家庭でないので、枝豆を
こんなによく食べたのははじめて。

枝豆はビタミンが豊富らしい。
その中で甘みがあっておいしいのは秋田や
山形などの東北産。
だだちゃ豆というのだろうか。

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