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billabong

ぼちぼち思うことを書いていきたいと思います。 *^ー^*

あなたの知らない食のはなし:ランドラッシュが村を襲う、世界に広がる飢餓への怒り 

★ランドラッシュが村を襲う
〜ルーマニア穀倉地帯の攻防〜
制作: NHK/ドキュメンタリージャパン 
日本 2009年


タイトルはゴールドラッシュとかけているのだろう。

ルーマニアは長年の社会主義体制下、
近代的農法(化学肥料などを使っていない)で
なかったため、ヨーロッパでも最も肥沃な
土地が残っているとされている。


ルーマニアの耕作地は日本の約二倍

2007年、ルーマニア政府はEU加盟後、100%の
土地所有権を外国企業にも認めた。
社会主義体制のもと、細分化した土地を外国
企業の力を借りて大規模農場にするためだ。


EUの補助金を受けられるのは、大企業農場のみ
である。地元のひとにとっては物価が上がっていて
生活できず小規模な自分の土地を外国の仲買人に
安値で売る人たちが増えている。
また、毎年、2万人の人が農業をあきらめ外国へ
出稼ぎに行っている。


フランス人の仲介人が土地の売買をしていて
10年後には国土の90%は外国人に渡るだろう
といわれている。


土地1ヘクタールの値段:2400ユーロ
(手数料込み)


社会主義政府のときのサイロは外国資本の
穀物メジャー企業に売却された。
57のサイロはカーギル社のもので、穀物の
価格決定権をもつ。

カーギル社は独自の監視衛星システムを
もち気候によって穀物を安く買い上げ
高く売る。


★世界に広がる飢餓への怒り
The Growing Anger of Hunger
制作: Article Z(フランス) 2008年


セネガルの状況からはじまる。
国産の米やにわとりなどの肉などが
あるのだが、補助金でなりたつ輸入米や肉
などから国内の農業がなりたたなくなり
廃業においこまれている。

あるのは遺伝子組み換えのとうもろこし
だけというのが信じられない。
こんな状況を作っているのは欧米の多国籍
企業である。


2006年国連FAOの食糧サミットが
おこなわれた。ビア・カンペシーナという
農民組織は警備員に入場を阻止された。

ヨーロッパでは小規模農家が廃業におい
こまれている。

ブラジルでのバイオ燃料用とうもろこし
は食糧危機に与える影響が大きい。


NGOはこの30年間、食糧危機の大きな原因は
グローバリズムによるものと批判している。


2003年メキシコ・カンクンでのWTO会議
小規模農家がWTOは農民を殺すとデモ
韓国の農民団体のイギョンヘが切腹して抗議

2005年 WTO会議(たしか香港だったと思う)
980人がデモで48時間拘束された。


FAOによると世界の人口の6割が農業に従事
1980年には農業援助が17%だったのに今は3%


2001年G8サミット
工業先進国ははじめは途上国の話を聞いてくれる
が資金が必要になってくると話はちがってくる。

途上国では保管する施設がないため、
作物の40%が無駄になっている。
工業先進国の農業補助金の10%を途上国に
まわしてくれるだけで事態は改善するという。


2008年には世界第2位の米生産国のタイで
米の値段が2倍に。
輸出業者は儲けているのに、タイの国民が
高くて米を買えないという事態。

インドでは中国企業が土地を買占め
技術でメガフード・ファクトリーを建設予定。

インドのNGOの人は
食糧を支配するものが社会をコントロール
すると非難していた。


国連の職員が次の4点について考えなけ
ればならないと言っていた。

1)食糧の権利
2)農民団体の問題に耳をかたむける
3)食糧の投機的動き
4)農業関連巨大企業と小農家


世界で飢餓に苦しむ人は10億人
必要なのはたったの300億ドルなのである。

===============

○食糧があるのに飢餓問題
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1757858
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1742484


○ドキュメンタリー映画「食の未来」
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1693841
 
○遺伝子組み換えで誰が得する?
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1410801



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category: 健康

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あなたの知らない食のはなし:低価格商品はお得?キング・コーン 

★低価格商品はお得?
The True Cost of Cheap Food
制作:Wall to Wall イギリス 2009年

TESCOなどの低価格スーパーがこの不況でも
売り上げを伸ばしている。


低価格スーパーで売られている低価格商品の
栄養素を少し高い価格の商品のものと
比較していた。

低価格のミートパイ:ビタミン12含有量が低い
低価格のハンバーグ:たんぱく質含有量が低い
  肉でなく肉に繋がっている組織を使っている


低価格トマト:リコピン含有量が低い。

低価格チキン:水、塩、安定剤などで量を
       増やしている。

低価格チーズ:カルシウム含有量が低い。


子供が2人いる2家庭で4週間の実験をしてもらった。
A家庭はスーパーの低価格の加工商品ばかりで
の食事。
もういっぽうのB家庭は八百屋、肉屋など
で食材を買ってもらい食事。


B家庭で、小売店での買い物は高くつくと思って
いたのに、この実験でそうではないことを発見。
この実験での買い方を続けると言っていた。

A家庭は、油の多い食事に飽きてきていた。


このドキュメンタリーをみて、日本の低価格
商品はこうではないことを願いたい。
健康に一番いいのは、なるべく加工食品を
食べないことかなぁ。


シエラクラブのサイトでアニメをみつけた。(7分)
低価格商品の大量生産された商品の隠れたコスト
The true cost of foodを考えると地産地消が
いちばんというのは明らか。
http://www.sierraclub.org/truecostoffood/video/tcof_lo.mov


★キング・コーン〜とうもろこしの国を行く〜
King Corn 
制作:Mosaic Films/itvs USA 2008年

この番組で驚いたのが、
1970年から砂糖のかわりにコーンシロップが
代用されるようになったこと。
そのため様々な加工食品につかわれ、
アメリカ人の甘味料摂取は30%も増えた。


家畜にもとうもろこしが餌として使われているし、
フレンチ・フライにはコーン油が使われている。
これは、政府の補助金によって とうもろこしが
大量に生産されるようになったからである。


とうもろこしの生産高を4倍にする
アンモニアの農薬が大量に使われているし、
最近では遺伝子組み換えのとうもろこし種も
多く栽培されている。


家畜の餌を牧草からとうもろこしにかえると
子牛を市場に出荷するまでの期間が数年から、
4〜5カ月に短縮される。その間、牛は狭い
小屋の中で肥育されるため、たんぱく成分が減り、
脂肪が増え肥満となる。また牛の胃の中の微生物は、
牧草の消化には欠かせないが、トウモロコシを
与え続けると過剰な酸を発生させ、牛が病気に
なってしまう。そのため最近の飼料に、微生物を
殺すための抗生物質が混ぜられるようになって
きている。


補助金で安全性無視で生産性重視でとうもろこし
を作る穀物メーカーや生産性重視で利益を上げる
農薬メーカー。

そのために米国人の健康は侵され、その安い
安全でない農作物は輸出され世界中の人に
食べられ、世界中の人の健康は侵されている。
意図的に製薬メーカーが儲かる世界的戦略に
基づいておこなわれているような気がして
ならない。


KING CORN (英語)
http://www.kingcorn.net/

==============

○遺伝子組み換え作物
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1043598


○モンサントによるモンサントのための世界
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1780571


○ドキュメンタリー映画「食の未来」
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1693841

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あなたの知らない食のはなし:苦い紅茶 

★“苦い”紅茶 The Bitter Taste of Tea
制作:Borgen Production & Heinemann Media
ノルウェー/デンマーク 2008年




日本でも認知度が高まってきたフェアートレード
製品。でも、この作品をみて、とてもがっかりした。

フェアートレード製品は認証にコストがかかり
すぎて、生産者にあまり利益がいかないという
ことを読んだことがあるが、この作者が取材
したスリランカやケニアでは状況はもっと
ひどい。


リプトンの商標商品を扱うユニリーバ。
スリランカのユニリーバと
その傘下のフィンレー(英国)は
生産したお茶の3分の1をヨーロッパに輸出して
いる。


スリランカの作業者は、ヒル、蚊、蛇に
悩まされているが、作業中のケガなどに
ついて会社は補償さえくれない。


フェアートレード茶園の作業は、伝統的な農園
のものとかわらず、女性は75%以上の稼働日数を
働けなければボーナスを得られず、女性は
慢性的栄養失調。


GEMI TEA (デンマーク)コロンボの
最大の顧客はスーパーNedo。

200年前にイギリスが定めた規則に従って
今も労働者は働いている。
農薬を使いながら、作業者は防護服を
つけていない。

茶畑の近くの医者は農薬の中毒患者がほとんど
という。

スリランカの元農園労働者で長年はたらき
引退したおじいさんは、作業内容は同じでも
昔は農園のオーナーはちゃんと働く人のための
住むところを確保してくれたり、教育をうけさせ
たりしてくれたというようなことを言っていた。


ケニアのユニリーバ傘下のイースタン・プロデュース
・ケニア(EPK)では、労働者は固定給を貰う
ことなく、3ヶ月ごとに解雇されている。

2007年のフェアートレードの職員のコメントは
フェアートレードの調査は抜き打ちで年1回おこな
われている。紅茶は経営者の規模が小さく管理
するのが難しいとのこと。


このコメントは、紅茶ではないが
バングラデッシュのドキュメンタリーで
(労働現場からの告発)
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/090730.html

CSRをうたう欧州企業の傘下の工場での劣悪な
労働条件に対して欧州企業のコメントと同じ
ような発言なのに驚く。彼らも外国人が訪問してくる
時だけ労働条件をつくろっていた。


フィンレー バングラデッシュ
監督者は作業の安全性についてビデオを見せたり研修を
しているとコメントするが、作業者はそんな研修うけた
ことない。(外部の人、特に外国人と話すことは
禁じられている。)

茶摘女性は最低賃金の半分しかもらっておらず、
賃金に不満なら止めろといわれている。
児童の労働者もいる。


2006年にフィンレーはバングラデッシュから撤退。

労働者はフェアートレードによる割増金がどのように
使われているか知らないし、フェアートレードで
何を補償しているのか、労働者の発言権があるの
かわかっていない。


ケニアのEPKは国連のグローバルコンパクトに
傘下しているが、EPKが労働者に提供する家には
電気も水道もない。労働契約もなく、1日10時間から
12時間以上働いている。訪問者とは話すなといわれ
ている。


このドキュメンタリーにより、フェアートレード
事務局は問題に真剣にとりくむことにした。
 
デンマークの学者は、
生産者の公正な労働条件などを求めて一般より
高い価格の商品を消費者が選んでいるのだから、
その条件が守られていなければ(価値がないと
すれば)消費者はフェアートレード商品を買って
はいけないとコメントしていた。

日本では偽装ラベルが横行しても、メディアは
とりあげていない。政権がかわったのだから、
このような調査報道がメディアに最も求められる
ことではないか。


下記のサイトではサスティナブル農業なんて
書いてあるけど・・・


ユニリーバHP
http://www.unilever.co.jp/


下記のサステイナブル農業サイトには
ユニリーバ、フィンレー、EPKでの認証された
農園での生産が書かれています。
http://www.rainforest-alliance.org/agriculture/tea_fact_sheet_japanese.html


フェアートレード(英語)
http://www.fairtrade.org.uk/
http://www.fairtradetowns.org/


===========
○チョコレートの原料を作るひとたち
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1560263


○イメージよりも中身!
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1415877

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あなたの知らない食のはなし 

BS世界のドキュメンタリーで先週
シリーズ あなたの知らない食のはなしと
いうテーマの作品をみた。
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/090709.html


放送内容のあらすじはcocolithさんのサイトまで
http://blog.goo.ne.jp/coccolith/e/9a6973a18407597c3a750462dcd9e5a1


この一連の作品で、
なんとなくぼーっと関連付けていた
環境、食、健康、大企業、
政府の政策どれもが密接に複雑に
かかわっているのがよくわかった。
と同時に大資本の外国企業の利益のみを追求した
動きに信じられへ〜んとブリブリ’へ’
絶対、彼らの好き勝手にさせてはいけない。

まとめて記事にしようと思ったのだけど、
長くなりすぎたので作品ごとに紹介します。


★巨大ビッグ・ビジネス Pig Business
 始まりのタイトルではBがPにかわった
制作:Price of Progress Productions
イギリス 2009年



今ちょうどオンエアー中の海外ドラマ
「ダメージ2」の話題のようなドキュメンタリー
だが、この作品は動物福祉の視点から養豚業
を捉えていて、豚の飼育状況が悪いほど
低価格で肉を提供できるが、そのお肉を
作る工場がもたらす環境被害とお肉を
たべた人への健康への影響を訴えている。


このドキュメンタリーの英語のHPにある問題
1)動物虐待
2)小規模農家の破壊
3)環境汚染
4)人への影響


米国ノースカロライナの養豚工場からでる
廃棄処理しない汚水を池に垂れ流しているし、
スプレーで撒き散らしている。
2004年に科学調査がはじまったが近隣住民は
アレルギー症状をうったえている。

91年 池の魚が大量死。
95年 廃棄物が近隣の土地に流失。
99年 小規模農家がデモ
2001年 養豚家の加工は15カ国に輸出されている。


ポーランドのANIMEXは米国スミスフィールド
に買収された。

この豚工場では1760頭の豚が6ヵ月の間に死亡。

2006年ポーランド政府は国営農場を民営化した。
多くの人が土地を売ることになる。


ブラジルではカーギルが2006年に新しく土地を
きりひらき大規模飼料用大豆畑をつくる。
そして、大規模な農薬散布がされた。
(大規模農場には補助金が投入される。補助金が
使われるということは、その国の国民の税金が
投入されているということ。)


2007年当時のポーランド農相は大規模農業を禁止
するが、EUの法律に反すると解任される。

暗殺された米国大統領ロバート・ケネディの息子が
米国でおこっているのと同じようなことを大企業が
ポーランドでおこさぬように、2003年に水資源管理
代表としてポーランドを訪問し警告している。


PIGBUSINESS(UK英語)
http://www.pigbusiness.co.uk/index.php

COST OF CHEAP MEAT

影響がかかれていますが、一部だけ訳して
おきます。
http://www.pigbusiness.co.uk/jeopardising-our-lives.php


安い肉のほとんどは劣悪な環境で飼育され
抗生物質をうたれる。抗生物質は
MRSA や E. coli菌を広める助ける。
食べた肉から間接的に得たMRSA や E. coli菌
(従来の薬剤では死滅しない超強力な細菌)で
人はひどい病気にかかったり、時には死に至る
こともある。

==============
○有吉佐和子「複合汚染」
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1618925


○ミートリックス
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1376526 
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1167410


○ファクトリーファーミング(工場畜産)
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=925823

○動物福祉
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=925823

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