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billabong

ぼちぼち思うことを書いていきたいと思います。 *^ー^*

それでもボクはやってない(見た後) 

前に見てきた映画「それでもボクはやってない」に
ついて書こうと思いながら、なかなか完成しなかった
記事を今日こそアップしようと思う。


映画「それでもボクはやってない」はチカン冤罪と
いう難しい題材を見る人にわかりやすく
かなり時間をかけて練ったというのが感じられる映画。


チカン冤罪で容疑者扱いされる若者を主役
を演じたのは加瀬亮。
普通のどこにでもいそうなフツーの若者。

加瀬亮は、「硫黄島からの手紙」ではじめて
その存在を知った。憲兵隊をクビになった
正義感の強い兵士を演じていたが、その時
とは全く違うイメージ。

役所広司とちょい役で竹中直人が
でていたのはShall we dance?つながりかも。
役所広司は弁護士には ちょっと格好よすぎ。


瀬戸朝香は、天海祐希のドラマ「離婚
弁護士」につづく弁護士役だけど、ちょっと
ミスキャストかなぁ?

でも、周防監督はあえて格好いい役所と
瀬戸を弁護士に選んだのかも。

山本耕史が加瀬亮のニットじゃない
ニート^^の友人役を演じてたが、いつも
坊ちゃん役が多かったから新鮮だった。

NHKドラマ「ハゲタカ」の鷲津とは思えない
大森南朋が自白強要するさえない刑事の役を
演じている。
大森南朋は、SMAP稲垣くんの「ブスの瞳に
恋している」にも出てたけど、これとも全然ちがう。

まず、この映画でおどろいたのが、やっても
いないチカンで 凶悪犯と一緒の狭い蛸部屋
のような所に何日間も拘留されるということ。


また、拘留される前には、真っ裸にならされ、
身体チェック。屈辱極まりないと思う。


そして、警察官には連日のように犯人よばわり。
これって人権侵害だと思うし、これに耐えるに
は相当の精神力がいると思う。


被疑者として、チカンで131日も拘留された
植草さんや95日も拘留されたホリエモンは
本当に気の毒だと思う。

また、イギリスでは被疑者として拘留されても、
拘留期間も短く「被疑者」として扱われるから、
被疑者の段階では社会的制裁はないと聞く。

日本では、被疑者=犯人というイメージが
いまも社会で根付いていて、職を失う人も
多いし、家族も犯人の家族と悪いレッテルを
貼られ今までとは全く違う人生をおくること
を余儀なくされる。


この映画の主人公は、幸い、フリーターと
いう時間が自由になる立場の友人たちや
息子を信じる母親に経済的(保釈金や弁護料)
にも精神的にも支えられ無実を主張しつづけた。

もし、痴漢冤罪をきせらたら、ほとんどの人は
この主人公のように、無実を主張しつづける
ことができるだろうか。


家族にしても友人にしても、拘留される期間
や裁判での時間的および経済的ロスを考え
たとえ冤罪でも
「たかがチカンやん。認めちゃえば?」って
言う人も多いかもしれない。


また、
「痴漢の場合は、被害を受けたと主張する
者が「この人が痴漢をした」と証言するだけで、
具体的な物証がなくとも実際に犯罪をなしたと
みなされる傾向にあり、

これを防ぐには被告人が「痴漢をしていない
証拠」を事実上示す必要がある、として、
この証明が悪魔の証明であり、痴漢をして
いないことを証明するのは非常に難しい」
(ウィキペディアより)


そして、起訴したとしても99%、勝訴できると
いう確率はないらしい。

というのは、日本の裁判制度は、敗訴という
ことは国にたてつくことと考えられ、また
多くの弁護士は勝ち目のない案件をひきうけ
たがらないらしい。


一番はらだたしかったのは、
「疑わしきは罰する」という裁判長の判決。

映画を見終わってから劇場を出るとき、

おなじ映画をみていた男性がその友達に
「一日に200件(?だったと思う)以上も
判決ださないといけないなら、効率が優先
されるの無理ないやん」みたいなことを
話してたのをたまたま聞いて、

人の人生がかかっているのに効率で判決を
決めるシステム事態がおかしいのに疑問に
思わないのかなぁ?と思った。


最近、自白強要の取調べによる冤罪の
数々のケースがやっと報道されるように
なった。科学的操作方法が導入されて
からも、自白強要がされている事実。

誰でもが冤罪の被害者や その家族に
なる可能性がある。


冤罪をうむ自白強要を防ぐために取調べ室の
ビデオ撮影や冤罪の補償金額を高くするなど、
早急な改革が必要だと思う。

長年の自民党政権、法整備は欧米諸国より
かなり遅れている。
法務省の高給取りの大臣や官僚たちは、
長年、仕事をしてこなかったのだろうか。

2006年のクリスマスの日に4人もの死刑執行が
長勢甚遠法務大臣おこなわれた。


死刑執行がない年をつくらないようにという
日本政府の意思が反映された政治的な死刑
執行だと指摘されている。


私は どんな凶悪犯も死刑で被害者や遺族
は癒されるとは思わないし、人が人を処刑
するということは許されてはいけないと
思っている。


冤罪の可能性が高いシステムを温存して
いる日本は、死刑制度を廃止すべき
だと思う。


この映画、ほとんど知らなかった日本の
裁判制度についても、知るきっかけになる
ので、ひとりでも多くの人にみてほしい。

==============================

- 追記 - (2008年03月02日 02:08)
★ヤメ蚊さんの
「志布志事件の実態を改めて聞いてください〜
可視化に向け日弁連が署名呼びかけ!」から
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/30031bb02fde338305079d0d2d89e38d


日弁連の可視化に向けての署名サイト
ご協力おねがいします!
http://www.nichibenren.or.jp/ja/committee/list/investigation/shomei.html


★ウィキペディア 痴漢免罪より
一部転載


痴漢行為の冤罪を主張し否認を続けた場合、
警察・検察により長期間勾留され、容疑を
認めるまで解放されない。


そのため容疑者としての勾留であっても周囲
には勾留=逮捕=有罪確定と誤認される
可能性がある。


それを怖れ、痴漢をした事実がなくても、
警察からの早期解放を目的に罪を認める
場合がある。


この場合、前科がつき3〜5万円の罰金を支払う
ことになるが、前科は一定期間すれば記録
には残らない。


また、再犯を犯さない限り犯罪の事実は
社会に公表されることはない。


最終的に冤罪であると認められた場合、裁判
の判決まで1〜2年を要するため、社会的および
個人的な不利益を被ることが問題とされる。


============
★ウィキペディア 冤罪から


冤罪に対する補償の低さも問題で、(捜査、
起訴の違法性を補償の要件としない)刑事
補償法においては


拘束1日につき1000円〜12500円
(金額は補償請求を受理した裁判所の裁量
により決定される)しか認められない。


これは、仮に10年服役しても約365万円〜
4566万円しか補償されないということである。


最高では年450万円超となるとはいえ、
それは捜査機関の故意による冤罪、死刑囚
拘置など、最悪の条件が重なった場合の話
であり、その場合でも24時間拘束であること
を考慮すれば、最低賃金を下回る『時給』で
あり、充分な補償とは到底言い難い。


==============

★ウィキペディア 裁判官から
http://ja.wikipedia.org/wiki/裁判官


日本の裁判実務は、訴訟経済的な面を重視し、
効率的に訴訟処理を行わない裁判官は
人事面で不利な査定を受ける。

このため、特に民事訴訟において、裁判官
による事実認定がおろそかになりがちだと
する指摘がある。


すなわち、本来、訴訟は、訴訟当事者間の
主張およびその認否、証拠の積み重ねにより、
裁判官が心証を得て事実認定を行い、判決の
結論を導くべきものであるのに対し、一部の
エリート意識の強い裁判官は、雑多な一般
事件については、訴訟処理の効率性優先の
ために、自らの価値観に基づく事件の印象
から結論を先に決め、裁判官の自由心証
主義の名の下、その結論に合わせて恣意的
な事実認定を行うことがしばしばあるとして、
「結論ありきの裁判」と揶揄されている。

==================

★弁護士 前田尚一法律事務所のHPより
http://www.smaedalaw.com/mainiti12.htm


米国の弁護士の数:90万人超。
日本の弁護士の数:1万8856人
(平成14年5月14日現在)。


国民数に対する割合を見ると(1997年),
弁護士数は,
米国では国民約290人に1人,
日本は約6300人に1人


日本の裁判に時間がかかり過ぎるのは,
弁護士数ばかりではなく,裁判所の体制の問題もあり,
裁判官や法廷などの施設(インフラ)が限られている
ことも大きな要因になっています。

法曹(裁判官+検事+弁護士)の大幅増員は,強力に
推進されているといわれている“司法制度改革”の
目玉の1つであるけれど,法廷等の施設が拡大される
見込みはないばかりか,法曹の大幅増員に見合った
裁判官の増員の見込みありません。


============
★弁護士費用 
法律相談料 30分ごとに
    5250円(消費税含む)

着手金 民事 最低10万円
    刑事 30万円以上
http://homepage2.nifty.com/kanasou/hiyou.htm#? 


=============
それでもボクはやってない 
公式HP
http://www.soreboku.jp/index.html

それボク的傍聴記
http://blog.soreboku.jp/


いつもデジカメ撮ってます
(周防監督の撮影状況がデジカメ画像
つきブログでよめます。)
http://soreboku.cocolog-nifty.com/


============
冤罪関連ニュース

2003年の鹿児島県議選で12人の
自白強要をされていたという被告の
主張がみとめられ無罪判決が下された。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/innocence/index.html


====================
下記は国際人権連盟(FIDH)の調査
報告書から一部転載
http://www.fidh.org/IMG/pdf/jp359j.pdf


1.日本の死刑囚は、日本政府が批准した、
世界人権宣言と市民的及び政治的権利に
関する国際規約にある「公平な裁判」を
受けていません。 

殊に、警察署(代用監獄)での長期にわたる
取り調べとその状況は、黙秘権、防御権の欠如、
司法当局による自由の侵害の点で大きな問題です。

 警察の監視下、有効な法的支援を得られず、
「残虐、非人間的かつ、品位を傷つける」
 取扱いに相当する環境に、被疑者が、何週間も
 晒されている現実は、基本的な原則からみても
 許し難いものがあります。


 しかも、誤審のもとになっています。


 死刑事件の自動上訴権欠如、第一審の判決だけ
 で、又救済手続き(再審、恩赦出願)中でも、
 執行が行われ、本人への執行の告知が直前に
 しかなされないことは、許し難いことです。


2.死刑確定囚がおかれている状況は、一種の
拷問であり、国際法が違法とする、非人間的
かつ品位を傷つける取扱いにあたります。


 男性でも、女性でも厳正独居で、毎日、不意
 の執行の恐怖に脅え、日夜厳しい監視のもと、
 何十年も過ごすことは、その犯した罪がいか
 に凶悪なものであっても、課してはならない
 刑罰です。


 政府は死刑囚の心情の安定に配慮しているよう
 ですが、精神を病んでいる人を処刑しています。


3.死刑囚の尊厳を口実に、死刑囚の生活や処刑
の実態を秘密にすること自体、非人間的かつ
品位を傷つける取扱いになるのです。


 さらに、面会の度、これが最後になるかもしれ
ないという不安を家族に何十年も強いている現状
も非人間的です。


以上に鑑み、FIDHは、日本の死刑適用は、
民主主義の名に著しく反する行為であると
判断し、遺憾を表明します。 


民主主義国を標榜するのであるならば、過酷で
恣意的な行為をやめるべきです。


=================

死刑廃止国際条約の批准を求めるFORUM90
http://homepage2.nifty.com/sobanokai/soba0612-2.html


アムネスティ抗議声明
http://homepage2.nifty.com/shihai/061225seimei.html

=================

罪 VS 社会貢献
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1282200


それでもぼくはやってない(見る前)
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1551038


映画「ハリケーン」
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1550294


映画「日本の黒い夏」
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1550290

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category: 映画

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