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billabong

ぼちぼち思うことを書いていきたいと思います。 *^ー^*

蟻の兵隊 

毎年、靖国神社の議論になると、A級戦犯や
東京裁判についてのことばかりで、なぜ 
こんな負けることがわかっている戦争に
つっこんでいったのかが議論されません。

しかし、悲惨すぎて語られなかった多くの
事実が今、すこしづつ明らかにされています。

「蟻の兵隊」というドキュメンタリーをみて
きました。タイトルだけきくと、かわいい
感じをうけますが、内容はそうじゃないです。

このドキュメンタリーの主人公、奥村さんの
戦争も体制側からは決して語られないし、
戦争の上層部は反省することすらなかった
ことでしょう。

この映画で日本軍山西省で、戦争が終わった
にもかかわらず、一部の兵士は、自分達の
軍がひきいて なんとか中国との戦争に
勝つのだと4年間も戦っていた事実を
はじめてしりました。
そして、司令官の澄田四郎というひとは、
自分だけ、戦犯として日本でつかまること
を恐れ偽名をつかい、中国山西省の軍閥・
閻錫山と密約を結んで自分だけ日本に帰国
していたとのこと。

少年兵の奥村さんたちに「きもだめし」と
称し、剣で人を殺す実践教育をしたという
上官。

民間人や少女を殺したり、
犬に生きた人間を噛み殺させたり、
はじめは手が震えて、にらみつける中国人
の目が怖くてみれなかったという。
が、しだいに兵士達は殺人鬼(機)と
なっていく。

また、軍の中で、若い人を教育しろと命令
されれば、自分もそうなっていただろうと
言う奥村さん。

しかしながら、奥村さんたちが帰国後、
国はポツダム宣言に反して一部の軍が
残ってしたことで、彼らは自主的に中国に
のこったとし、彼らの戦後補償を拒み
続けている。

日本人なのに、多くの私たちは、そんな
事実があったことすら知りません。

皮肉にも、映画では、戦後、新聞やTV等で
英雄扱いされた小野田さんが、奥村さん
のような軍に従いながらも見捨てられた
兵士たちのことを理解しようとしない
場面をとらえています。

そして、小野田さんは靖国神社で英雄の
ように扱われている。また、同時に、
靖国神社への戦争美化の軍服を着た人
たちのマーチが印象的でした。

ある意味、まだ国の言論統制がはたらいて
いるのかもしれません。

地味なドキュメンタリーですが、この映画を
一人でも多くの人にみてほしいと思います。

大阪、阪急・十三の第七芸術劇場という
映画館で9月いっぱい上映されています。

下記は公式HPより
=================
日本軍山西省残留問題
 終戦当時、中国の山西省にいた北支
派遣軍第1軍の将兵 59000人のうち
約2600人が、ポツダム宣言に違反して
武装解除を受けることなく中国国民党
系の軍閥に合流。

戦後なお4年間共産党軍と戦い、約550人
が戦死、700人以上が捕虜となった。
元残留兵らは 、当時戦犯だった軍司令官
が責任追及への恐れから軍閥と密約を
交わし「祖国復興」を名目に残留を画策
したと主張。

一方、国は「自らの意志で残り、勝手に
戦争を続けた」とみなし、元残留兵らが
求める戦後補償を拒み続けてきた。
2005年、元残留兵らは軍人恩給の支給を
求めて最高裁に上告した。

「蟻の兵隊」公式HP
http://www.arinoheitai.com/index.html

蟻の兵隊 - goo 映画
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD9224/index.html

戦争を語り継ごう リンク集
http://www.rose.sannet.ne.jp/nishiha/senso/

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PS.読売新聞の8月13日と15日に
戦争責任について特集やってました。
私は図書館でコピーをとってきて
読んでいます。

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9月5日追記 佐原さんのブログ
「まっとうな歴史認識とは」
http://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/200608300000/


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9月15日追記
満蒙開拓団と中国残留孤児
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=1486945
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category: 映画

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