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billabong

ぼちぼち思うことを書いていきたいと思います。 *^ー^*

罪 VS. 社会貢献 

今日は寒いので家ごもり・・・
毎日の生活におわれていると、難しいことするのが
なかなかできないのだけど、この間から気になってる
ニュースについて、ちょっと書こうと思う。

12月13日、米国ロサンゼルス 4人を殺害したとして
強盗殺人半で死刑判決をうけながら一貫して無罪を
主張していたスタンリー・トゥーキー・ウィリアムズ
死刑囚(51歳)の刑が執行された。

カリフォルニア知事のシュワちゃんは、恩赦を認める
正当な理由がみつからないということを言っていた。

元ギャングのウィリアムズ氏は、独房からでてからは、
監獄内で罪をつぐなうために執筆活動をつづけた。
世界的には注目をあげたけれども、その本の売れ行き
はもうひとつで、多くは、子供たち向けの本は学校
などに寄付された。

彼は、子供たち向けに血なまぐさを入れないで、
ギャングへの美化を排除するような作品を
作ったらしい。(読んでみたいなぁ・・・)

2001年から2005年まで彼は毎年ノーベル賞候補
にあがっていた。
彼を描いた映画Redemption(たぶん邦題、クリップス
2003年)ジェィミー・フォックスを含む多くの
人が刑減嘆願に署名し、犯した罪と判決後の犯罪防止
活動による社会貢献のどちらを重視すべきか
注目を集めたが、再審や執行停止の要求はすべて棄却。

CNNによると、死刑執行日には刑務所周辺に
死刑制度廃止を求める団体や、黒人である同死刑因の
刑減を要求する黒人人権団体の関係者ら2000人以上が
集まった。


参考(英語)
http://en.wikipedia.org/wiki/Stanley_Williams#Early_life
http://www.nodeathpenalty.org/newab018/williams.html

私は、このニュースを聞くまでウィリアムズのことを
全く知らなかったので、黒人に対する冤罪では
と頭をよぎった。
いちばんに思い出したのが映画スティーブン・キング
の「グリーン・マイル」1999年の(トム・ハンクス
主演)の冤罪で死刑にされた人のいい黒人のおじさん
のことを思いだした。

また、EUでは、どんな人(殺人者も)にも人としての
権利の尊厳死を認めるということから死刑制度の廃止
を日本政府に求めているらしい。

最近の一連の子供たちを標的にした殺人事件の増加で、
被害者の人たちが犯人を死刑にしたい感情はわかるし
自分も被害者の家族になれば、絶対そうなると思う。

でも、だれもが犯人になりえる冤罪ということを
考えると、もっと死刑制度などの正しい情報を多くの
日本に住む人たちが知るべきであると思う。
オウムの松本サリン事件で、冤罪の被害者となった
河野さんのことを思い出す人は多いはず。
特に、外国人や過去の犯罪経歴を持つ人にとっては
冤罪にとわれる可能性が高いと思う。

代用監獄(警察の留置所)という制度があるのを
知っている人がどれだけいるだろう。
正直、私も知らなかった。
イギリスで、最近、テロの容疑者に関して現行の14日
から最大90日の拘留法案が否決されたというニュース
があったが、日本はやはり人権意識がまだまだ低い
ようだ。

下の情報は下記のHPから
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Suzuran/7136/daiyo.html
留置期間に関する外国との比較
法律上、警察に留置できる時間
(*データは少し古いかもしれません。)

国名   留置期間 警官取調可能期間 起訴前取り調べ
フランス   2日    2日       ×
    期間中は弁護士をつけることはできない
西ドイツ    2日    2日       ○
    期間中は弁護士をつけることができる
イギリス   数日     数日       ×
    期間中は弁護士をつけることができる
米国     数日     1日       ×
    期間中は弁護士をつけることができる 
    取調が4時間を越えたら、自白は任意性がない
日本      23日    23日      ○
    期間中は弁護士をつけることができる
参考
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/daiyoukangokusyasinn.htm

日本の公正な処罰 ニックベーカー事件
http://www.justicefornickbaker.org/ja/justice.htm

それから、犯罪者の罪を重くするのも社会だけど、
犯罪者が少なくなるように、また出所しても再犯罪を
おこさないような社会をつくらないと、犯罪は減らない
と思う。
そんな意味で、ウィリアムスの監獄での活動の貢献度は
大きいと思う。

=================
関連ニュース
日弁連と警察など、代用監獄めぐり真っ向対決
2005年12月07日08時30分
asahi.com Web News

 判決が確定していない被告人や起訴前の容疑者
などの「未決拘禁者」の処遇について検討する
有識者会議(座長=南博方・一橋大名誉教授)が6日、
初会合を開いた。

最大のテーマである「代用監獄制度」の存続の是非を
めぐり、法務省と警察庁、日本弁護士連合会が
それぞれの見解を主張。
「冤罪の温床になっている」と廃止を求める日弁連と、
「代用監獄をなくすことは非現実的だ」と訴える
法務・警察が真っ向から対決した。

 逮捕され、勾留(こうりゅう)が決まった容疑者や
被告は、全国に114カ所ある拘置所や拘置支所に
収容されるのが原則。
ただし旧監獄法は「警察官署ニ付属スル留置場」は
「監獄ニ代用」できると定め、例外的に「代用監獄」
の使用を認めている。

 しかし04年の1日平均収容人員で比べると、
拘置所に勾留されたのが96人(1.7%)に対し、
警察留置場は5444人(98.3%)。
原則と例外が逆転している。

 これをもとに法務・警察は「勾留先を判断して
いるのは裁判官だ。司法判断でも代用監獄が
選ばれている」と実務上の「定着」を強調した。

 日弁連は「身体拘束に責任を負う機関と
捜査機関は明らかに分ける必要がある。
容疑者が警察の手元に置かれ、継続的に取り調べ
の対象になると、自白の強要など人権侵害の
危険が高まる」と反論した。
国連自由権規約委員会は、政府に代用監獄の是正
を勧告している。
==============
12月23日追記

なぜアメリカで死刑について議論され、日本では
話題になることが少ないか?

記者クラブ制度のせいもあるけど、一番の原因は
法務省の死刑執行についての発表が事後発表に
あるようです。

アメリカでは、情報公開で前もって死刑執行日を
公表しなければならないことになっているそうです。
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