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billabong

ぼちぼち思うことを書いていきたいと思います。 *^ー^*

Ignorant 知らないってこわい 

話題のマイケルムーアの「華氏911」をみた。
こんなドキュメンタリーが公開されるなんて、
やっぱり言論の自由の国アメリカ。
(ただし、米国では17歳未満は保護者同伴が
必要なR指定映画とされている。)
日本では報道されていないことも沢山でてきた。

前作「ボーリング・・」もそうだったけど、
映像と音楽の使いかたがおもしろく 重くなり
がちなドキュメンタリーを テンポよく笑い、
涙ありで 映画見終わったあとも強烈にのこる
作品である。

上映にいたるまで
そんな自由の国アメリカでも、パンフレットによると、
公開までに かなりの政治的圧力がかかったようだ。
当初、全額契約していた メル・ギブソンと 
その友人がつくったアイコン社がホワイトハウス
関係者からの圧力で契約反故。

その後、米娯楽産業大手のディズニー傘下
ミラマックス・フィルムが出資・配給を受諾。
しかしながら、配給にあたってディズニーが
「政治的にかたよった映画を配給することは
 我社の利益にならない」とし、配給を禁止。

そして、この「華氏911」はカンヌ映画祭で
最高のパムドゥール賞と国際批評家連盟賞を受賞☆ 
その後、ミラマッスクの創始者ワインスタイン兄弟
が個人的に権利を買い取り配給が決定。
(結果的にこの兄弟は大儲けすることになる
のだが・・・)

しかしながら、今年、6月中旬には 「華氏911」
全米公開を妨害するために 上映がきまっている
映画館に対する抗議運動が勃発。
にもかかわらず、6月25日のNY先行上映では
興行収入の新記録を樹立。
以後、全米でドキュメンタリーとして空前の
ヒットをつづけている。
日本でも、まだ公開されたばかりだが、前作の
「ボーリング・フォー・コロンバイン」は
単館系で上映だったが、今回はシネコンでも配給
していて影響力はかなり大きいと思う。

内容
1. ゴアVSブッシュの大統領選
僅差で勝利したブッシュの大統領選、ゴアを
応援していたのでよく覚えている。
が、この映画から公正さが疑われる選挙だった
ことがよくわかる。
ブッシュよりの巨大メディアFOXの報道に影響
された報道が多かったようだ。

フロリダの黒人系アメリカ人たちの票が
意図的に無視されていたのも ショックだった。
そして、ゴア陣営が州地裁に提訴したものの
それは却下され、その後、ホワイトハウスに
黒人系アメリカ人たちのデモがあったらしいが
日本では報道されていなかったような気がする。
民族に関係ない平等なアメリカはどこにいったの?

2. 9・11直後
同時多発テロの連絡をうけたにもかかわらず、
7分間「ペットの山羊ちゃん」という童話を
フロリダの小学校でよんでいたブッシュ。
この映像は、ムーアが学校側にきくまで、だれも
このビデオについて問い合わせしなかったそうだ。
9・11後、大手メディアが ブッシュよりだった
ことを今になって反省しているというのを最近
NYタイムスで読んだことがある。

この事件後、ビンラディン一族を 何の尋問も
なく出国させてしまったアメリカ当局。
ビンラディンを探し始めるまで1ヶ月くらいの
猶予があったらしい。
それに十分な人員を捜査に配置もしてなかった
という。

2.愛国法 Patriot Act
“この法律は、通信傍受など、捜査当局による
「監視」活動の権限の全面的な強化の他、テロ
リストとそれをかくまう者や資金提供者への
刑罰の強化、テロとの関連が疑われる外国人
居住者を国外追放したり拘留したりする権限
の強化、その所有者に通知することなく自宅
などに秘かに侵入し内部を捜索できる権限の
捜査当局への付与、在米金融機関が海外の
金融機関の実体のない口座から資金を受け
入れることの原則禁止などを定めた。

9・11の後、「安全」と「自由」のバランスの
針先は、「安全」の方へはっきりと振れたので
あった。

 「愛国法」の性格を端的に示すものは、米国
市民でない外国人居住者に対する捜査当局の
権限の著しい強化であろう。
 「移民国籍法」を改正した「愛国法」412条に
よると、捜査当局は、国家安全を脅かすテロ活動
あるいは他の活動を行っているという
「信ずべき合理的な根拠」をもっているという
司法長官の証言にもとづいて、外国人居住者を、
起訴することなしに7日間拘束することができる。

そして、移民法違反で起訴された後も、その外国人
居住者がテロリストではないと判断されるか、
あるいは国外退去させられるまで解放されない。

しかも、捜査当局は、拘束している外国人の氏名を
明らかにする義務、また、拘束の理由となっている
「信ずべき合理的な根拠」としての証拠を拘束され
ている本人に提示する義務をもたないのだ。
米国政府は、2001年11月5日に、9・11事件の
捜査に関連して1,182人を拘束していると発表した
が、その多くが外国人と考えられる。

 もとより、このようなはなはだしい人権の侵害
には、米国の自由と民主主義の根幹を揺るがす
ものと反発する人も多い。”

下記のサイト9・11とサイバースペースから
http://homepage3.nifty.com/iandt/1-1.htm

自由の女神が 不自由の女神に
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=247945

まえに、NHKのプライムタイムのドキュメンタリーで
この法律のことを知ったけど、テロという名のもとに
異例の速さでこの法律が成立してしまった。
しかも、この法案は夜中にかきかえられた為に、
ほとんどの下院議員は人権保護規定が削られた
ことにきづいていない。
なぜなら、下院議員は法案を読まないから。
内容を読まないで法案を通すなんて、日本の政治家
だけかと思ってたけど、米国のほうがひどいのかも
しれないと思うショックな事実だった。

あとで、ムーアが法案の内容を「僕がよんであげるよ」
ってワゴン車からマイクで読み上げるのは、ムーア
らしいなぁと思った。

3. 兵士のリクルート活動
フセインはつかまえたけど、泥沼化してきている
イラク。
兵士のCMにも驚くけど、貧富の差が大きく、先進国
の貧困問題が もう10年以上もまえからとりあげら
れている米国で、失業率の高い地域で、貧しく教育
をうけていないから 生きるために兵士になると
いう選択しかない人達が多いのも悲しい現実。
政府の兵士リクルートには 選んで貧しくて選択
肢のない若者 特に黒人系アメリカ人によびかけて
いるというのを知るとやるせない。

自慢の息子を アフガンで無くしたお母さん。
彼女は、それまでずっと 兵役は貧困からぬけ
だせる一番の方法と信じて、州のハローワーク
みたいな所で多くの若者たちに兵役を薦めていた。

それが、息子の死によって一転してしまった。
議員に黒人系元イラク兵士と共に議事堂前で、
「あなたのお子さんを兵士にさせますか?」と
直撃インタビューもムーアらしい。

戦争前と戦争中のイラクでの普通のひとたちの
映像、イラクの米兵たちの生の声には涙なしに
はみられない。
大量破壊兵器はみつからない、死傷者はふえる
ばかり。
何のためのイラク攻撃なのか?
負傷した兵士たちに医療費が認められない兵士も
いるし、兵士の給与を減らすといっているなか、
ブッシュがハイソなパーティーで笑っている
のが対比して憎憎しかった。
兵士の家族による反戦運動はますます広がっている。

4. テロの威嚇でGDPアップ
米国でテロの危険度を知らせるオレンジ・レベル
だが、恐怖をあおることで 軍需産業やテロ対策
グッズの会社は好景気。
だから、オレンジ・レベルが続くほど ブッシュ
には好都合。
それで、巨大な富を生み出してる巨大投資
グループ、カーライル。

テロ対策強化といいながら、オレゴン州では 
警察の数はへらされ 広域をパートタイムの警官
が任務につく。
飛行機の搭乗前には、大掛かりな検査はされて
いるけど、たしか1つか2つのライターやマッチ
の持ち込みはOK。

日本もテロ対策、イラク支援という名目で
多額の国のお金が動いているが、もう一度、
冷静にアフガンやイラク攻撃の意味を冷静に
考えなければならない。
アフガンのカイザル氏もイラクの暫定政権首相
の座についた元CIA(米中央情報局)アラウィ
氏も カーライルグループにかかわって
いるらしいから、ここにもうさんくさい巨額な
富の臭いがする。

最後のしめくくりは
「・・・戦争が現実なものであろうとなかろうと
重要なことではない。というのは、戦争が現実に
なったとしても、勝利することが可能でないから
である。戦争は勝つことを意味するのではなく、
継続することを意味している。」
英国の作家、ジョージ・オーウェル、
「1984年」第9章
“…it does not matter if the war is not real.
For when it is, victory is not real.
For when it is, victory is not possible.
The war is not mean to be won, but it is meant
to be continuous.”

映画のブログ:ボーリングフォーコロンバイン
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=668637

是非、この映画、ひとりでも多くの人に見に行ってほしい。
下記は「華氏911」の公式サイトです。
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category: 映画

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Ignorant 知らないってこわい 

話題のマイケルムーアの「華氏911」をみた。
こんなドキュメンタリーが公開されるなんて、
やっぱり言論の自由の国アメリカ。
(ただし、米国では17歳未満は保護者同伴が
必要なR指定映画とされている。)
日本では報道されていないことも沢山でてきた。

前作「ボーリング・・」もそうだったけど、
映像と音楽の使いかたがおもしろく 重くなり
がちなドキュメンタリーを テンポよく笑い、
涙ありで 映画見終わったあとも強烈にのこる
作品である。

上映にいたるまで
そんな自由の国アメリカでも、パンフレットによると、
公開までに かなりの政治的圧力がかかったようだ。
当初、全額契約していた メル・ギブソンと 
その友人がつくったアイコン社がホワイトハウス
関係者からの圧力で契約反故。

その後、米娯楽産業大手のディズニー傘下
ミラマックス・フィルムが出資・配給を受諾。
しかしながら、配給にあたってディズニーが
「政治的にかたよった映画を配給することは
 我社の利益にならない」とし、配給を禁止。

そして、この「華氏911」はカンヌ映画祭で
最高のパムドゥール賞と国際批評家連盟賞を受賞☆ 
その後、ミラマッスクの創始者ワインスタイン兄弟
が個人的に権利を買い取り配給が決定。
(結果的にこの兄弟は大儲けすることになる
のだが・・・)

しかしながら、今年、6月中旬には 「華氏911」
全米公開を妨害するために 上映がきまっている
映画館に対する抗議運動が勃発。
にもかかわらず、6月25日のNY先行上映では
興行収入の新記録を樹立。
以後、全米でドキュメンタリーとして空前の
ヒットをつづけている。
日本でも、まだ公開されたばかりだが、前作の
「ボーリング・フォー・コロンバイン」は
単館系で上映だったが、今回はシネコンでも配給
していて影響力はかなり大きいと思う。

内容
1. ゴアVSブッシュの大統領選
僅差で勝利したブッシュの大統領選、ゴアを
応援していたのでよく覚えている。
が、この映画から公正さが疑われる選挙だった
ことがよくわかる。
ブッシュよりの巨大メディアFOXの報道に影響
された報道が多かったようだ。

フロリダの黒人系アメリカ人たちの票が
意図的に無視されていたのも ショックだった。
そして、ゴア陣営が州地裁に提訴したものの
それは却下され、その後、ホワイトハウスに
黒人系アメリカ人たちのデモがあったらしいが
日本では報道されていなかったような気がする。
民族に関係ない平等なアメリカはどこにいったの?

2. 9・11直後
同時多発テロの連絡をうけたにもかかわらず、
7分間「ペットの山羊ちゃん」という童話を
フロリダの小学校でよんでいたブッシュ。
この映像は、ムーアが学校側にきくまで、だれも
このビデオについて問い合わせしなかったそうだ。
9・11後、大手メディアが ブッシュよりだった
ことを今になって反省しているというのを最近
NYタイムスで読んだことがある。

この事件後、ビンラディン一族を 何の尋問も
なく出国させてしまったアメリカ当局。
ビンラディンを探し始めるまで1ヶ月くらいの
猶予があったらしい。
それに十分な人員を捜査に配置もしてなかった
という。

2.愛国法 Patriot Act
“この法律は、通信傍受など、捜査当局による
「監視」活動の権限の全面的な強化の他、テロ
リストとそれをかくまう者や資金提供者への
刑罰の強化、テロとの関連が疑われる外国人
居住者を国外追放したり拘留したりする権限
の強化、その所有者に通知することなく自宅
などに秘かに侵入し内部を捜索できる権限の
捜査当局への付与、在米金融機関が海外の
金融機関の実体のない口座から資金を受け
入れることの原則禁止などを定めた。

9・11の後、「安全」と「自由」のバランスの
針先は、「安全」の方へはっきりと振れたので
あった。

 「愛国法」の性格を端的に示すものは、米国
市民でない外国人居住者に対する捜査当局の
権限の著しい強化であろう。
 「移民国籍法」を改正した「愛国法」412条に
よると、捜査当局は、国家安全を脅かすテロ活動
あるいは他の活動を行っているという
「信ずべき合理的な根拠」をもっているという
司法長官の証言にもとづいて、外国人居住者を、
起訴することなしに7日間拘束することができる。

そして、移民法違反で起訴された後も、その外国人
居住者がテロリストではないと判断されるか、
あるいは国外退去させられるまで解放されない。

しかも、捜査当局は、拘束している外国人の氏名を
明らかにする義務、また、拘束の理由となっている
「信ずべき合理的な根拠」としての証拠を拘束され
ている本人に提示する義務をもたないのだ。
米国政府は、2001年11月5日に、9・11事件の
捜査に関連して1,182人を拘束していると発表した
が、その多くが外国人と考えられる。

 もとより、このようなはなはだしい人権の侵害
には、米国の自由と民主主義の根幹を揺るがす
ものと反発する人も多い。”

下記のサイト9・11とサイバースペースから
http://homepage3.nifty.com/iandt/1-1.htm

自由の女神が 不自由の女神に
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=247945

まえに、NHKのプライムタイムのドキュメンタリーで
この法律のことを知ったけど、テロという名のもとに
異例の速さでこの法律が成立してしまった。
しかも、この法案は夜中にかきかえられた為に、
ほとんどの下院議員は人権保護規定が削られた
ことにきづいていない。
なぜなら、下院議員は法案を読まないから。
内容を読まないで法案を通すなんて、日本の政治家
だけかと思ってたけど、米国のほうがひどいのかも
しれないと思うショックな事実だった。

あとで、ムーアが法案の内容を「僕がよんであげるよ」
ってワゴン車からマイクで読み上げるのは、ムーア
らしいなぁと思った。

3. 兵士のリクルート活動
フセインはつかまえたけど、泥沼化してきている
イラク。
兵士のCMにも驚くけど、貧富の差が大きく、先進国
の貧困問題が もう10年以上もまえからとりあげら
れている米国で、失業率の高い地域で、貧しく教育
をうけていないから 生きるために兵士になると
いう選択しかない人達が多いのも悲しい現実。
政府の兵士リクルートには 選んで貧しくて選択
肢のない若者 特に黒人系アメリカ人によびかけて
いるというのを知るとやるせない。

自慢の息子を アフガンで無くしたお母さん。
彼女は、それまでずっと 兵役は貧困からぬけ
だせる一番の方法と信じて、州のハローワーク
みたいな所で多くの若者たちに兵役を薦めていた。

それが、息子の死によって一転してしまった。
議員に黒人系元イラク兵士と共に議事堂前で、
「あなたのお子さんを兵士にさせますか?」と
直撃インタビューもムーアらしい。

戦争前と戦争中のイラクでの普通のひとたちの
映像、イラクの米兵たちの生の声には涙なしに
はみられない。
大量破壊兵器はみつからない、死傷者はふえる
ばかり。
何のためのイラク攻撃なのか?
負傷した兵士たちに医療費が認められない兵士も
いるし、兵士の給与を減らすといっているなか、
ブッシュがハイソなパーティーで笑っている
のが対比して憎憎しかった。
兵士の家族による反戦運動はますます広がっている。

4. テロの威嚇でGDPアップ
米国でテロの危険度を知らせるオレンジ・レベル
だが、恐怖をあおることで 軍需産業やテロ対策
グッズの会社は好景気。
だから、オレンジ・レベルが続くほど ブッシュ
には好都合。
それで、巨大な富を生み出してる巨大投資
グループ、カーライル。

テロ対策強化といいながら、オレゴン州では 
警察の数はへらされ 広域をパートタイムの警官
が任務につく。
飛行機の搭乗前には、大掛かりな検査はされて
いるけど、たしか1つか2つのライターやマッチ
の持ち込みはOK。

日本もテロ対策、イラク支援という名目で
多額の国のお金が動いているが、もう一度、
冷静にアフガンやイラク攻撃の意味を冷静に
考えなければならない。
アフガンのカイザル氏もイラクの暫定政権首相
の座についた元CIA(米中央情報局)アラウィ
氏も カーライルグループにかかわって
いるらしいから、ここにもうさんくさい巨額な
富の臭いがする。

最後のしめくくりは
「・・・戦争が現実なものであろうとなかろうと
重要なことではない。というのは、戦争が現実に
なったとしても、勝利することが可能でないから
である。戦争は勝つことを意味するのではなく、
継続することを意味している。」
英国の作家、ジョージ・オーウェル、
「1984年」第9章
“…it does not matter if the war is not real.
For when it is, victory is not real.
For when it is, victory is not possible.
The war is not mean to be won, but it is meant
to be continuous.”

映画のブログ:ボーリングフォーコロンバイン
http://www.mypress.jp/v2_writers/wallaby97/story/?story_id=668637

是非、この映画、ひとりでも多くの人に見に行ってほしい。
下記は「華氏911」の公式サイトです。

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